9月の調理師おすすめメニューは、
『鶏もも肉の柑橘ソース』『キングサーモンのムニエル』です。

フランス料理では「肉と柑橘類を合わせるのは王道」といわれています。

日本でも柚子を効かした幽庵焼きなどがありますが、
酸味の強い柑橘類を使う和食と違って、
フレンチでは甘みの強い柑橘類が使われます。

通常は鶏の皮はつけずに調理しますが、
この日はあえて鶏肉が好きな人のために、皮付きモモ肉を使って
ソテーしました。
鶏皮の苦手な方には、皮を除いたもも肉も用意しました。

パリパリっとした皮の下には、ふっくらジューシーなモモ肉が！
そして柑橘ソースが鶏肉の味わいに爽やかさと深みをあたえます。

オレンジなどの柑橘には肉を柔らかくする酵素が多く含まれており、
鶏肉はいつもより柔らかく仕上がりました。
付け合わせには、色鮮やかな赤キャベツとレーズンのマリネを添えて。

もう一つはフランス料理で魚料理の王道、ムニエルです。
こちらも外側はパリパリ、中身はふっくら、の一品。
バターの風味とエストラゴンの酸味が効いたタルタルソースが
キングサーモンの味を引き立てます。

普段とは違う、ちょっとよそ行きのおしゃれなお膳に
入居者の方々も喜ばれていました。

A　鶏もも肉の柑橘ソース
B　キングサーモンのムニエル
どちらかお選びいただきます。

以下はA、B同様です。
焼き茸サラダ～香ばしく焼いた茸と生野菜～
ジュリエンヌスープ～細切り野菜たっぷりのスープ～
もち麦米～繊維たっぷり～
ほうじ茶ムース～生クリームと黒豆を添えて～