◆なぜ介護の仕事に就いたのですか？

中学生の時に、職業実習で介護施設へ行ったのですが、とても楽しかった。お婆ちゃん子だったこともあって、自然と介護職を選んでいたように思います。

◆ご入居者との忘れられないエピソードはありますか？

いつも「お友達で仲良しなの」と言ってくださったご入居者が最期の時に「あなたに会えてよかった。挨拶をしたかったの。」と手を握りながら挨拶をしてくださったことです。
ご入居者一人ひとりの生活を考えながらお手伝いをしていると、その方の生きてきた歴史を知ることができ、その最期のとても大切な一場面に職員として立ち会うことができるのは光栄だと思っています。

◆『油壺エデンの園』はどんな園だと思いますか？

油壺エデンの園は、基本理念「ひとり一人とここちよく共に暮らす」をモットーとしています。ご入居者・ご家族・職員のすべての関係が良好であり、ご入居者が自分のペースで過ごす事ができる心地よさがあり、私たち職員が一緒に生活をすることの喜びを感じられる園です。
園は海の近くにあり、空気の澄んだ晴れた日には富士山を綺麗に見ることが出来ます。名産物のマグロ・キャベツ・大根など食べ物もとても美味しい場所です。また、避暑地と言われている場所でもあり、夏は暑すぎず、冬は暖かい気候で、とても過ごしやすい環境です。

◆（係長として）後輩にアドバイスはありますか？

自分がされて嬉しいことなら失敗は無いはずなので、自信を持ってご入居者に接して欲しいと思っています。

◆上司（課長）から室谷さんについて一言

とてもよく気が付きます。ご入居者のことを良く分かっているので、安心してまかせられます。

◆日常業務の様子

◆同僚とカンファレンス

カンファレンスでは逝去されたご入居者の身元引受人との会話から、その方との思い出や『おしゃれ』でいらしたことを話していました。印象的だったのは、口紅の色について。お好きだったのはピンク色。でもピンクといってもたくさんの色味があるので、もっと詳しく聞いておけばよかったと反省もあったようです。

◆趣味で編んだ『ひざ掛け』です