エデンの園のはじまり
エデン園をみんなに
「エデンの園」は、聖隷福祉事業団の創始者である長谷川保の構想から始まりました。
構想が芽生えたのは昭和46年のこと。浜名湖エデンの園は2年後の昭和48年に誕生しました。
長谷川保の思い
聖隷福祉事業団
創立者 長谷川保
終わりよければすべて善し。
人生の最後の行程を幸せに過ごすことの願い。
第一に心もからだも健康で豊かに過ごすこと。
食べることに不自由をしないこと。
愛情と善意につつまれて過ごせること。
美しい自然と住まいの中で暮らすこと。
一輪差し。美しい花がいつでも手に入ること。
病気になったら専門医に診てもらえること。
入院もできて、やさしくきりっとした看護婦さんに看護してもらえること。
腰や頭がいたくて動くことが困難になったらヘルパーさんに助けてもらえること。
慕わしく、愛情を感じる異性とつきあえること。
おいしいものがいつでも手に入ること。
冬暖かく夏涼しく、梅雨時でもからっと生活ができること。
余暇を持てあますことなく、働きたければ働け、さればと言って仕事に追われてせかせかすることもない。
そして、最後には死ぬことが恐ろしくなく、他人の口や顔を気にすることなく楽しく暮らせる場所をつくってみよう。
(後略)
私たちは創始者の考え、教えを忠実に守り、これからも私たちが積み重ねてきた「医療」「福祉」というスキルを、シニア世代の住まいに反映させ続けていきます。住まわれる全ての方が心地よく、そして愛につつまれる。余生をここで過ごすことの意義をはっきりと感じられる。そんな「エデンの園」に熟成させていきたいと思っています。