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第10回聖隷浜松病院眼科 病診連携連絡会を開催しました

更新日:2017年6月14日

第1部 尾花 眼科部長の講演

6月10日(土)、大会議室で「聖隷浜松病院眼科病診連携連絡会」を開催しました。地域の先生方との情報交換の場として今年で10年目となります。
今年は、当院眼科の現状紹介と、神戸大学大学院医学研究科外科系講座眼科学分野の本田 茂准教授をお招きした特別講演の2部構成で行いました。


第2部 本田准教授の特別講演

第1部では、郷渡有子主任医長が白内障と緑内障の病診連携について、当院での手術の状況や術後の経過観察方法を報告しました。次に、笹野紘之医師が現在当院で行っている未熟児診察と未熟児の黄斑色素に関する臨床試験について報告し、瀬戸孝彦医長が日頃ご紹介の多い、網膜剥離や網膜静脈分枝閉塞症について実際の症例の治療経過を報告しました。また、眼科検査室守山室長が造影検査の請負についての案内をしました。最後に、尾花明部長が当院における加齢黄斑変性に対する抗VEGF治療方針と効果を示し、また、臨床研究中の黄斑色素の最新知見について報告しました。以上、当院眼科の現状を紹介することで有益な情報交換を行うことが出来ました。

第2部では、本田准教授の特別講演『画像による黄斑部疾患の鑑別』を拝聴し、症例をみながらOCT画像を読み解く基礎的ポイントのから、我が国における加齢黄斑変性の治療方針、最新の遺伝情報に基づく治療法選択について、幅広い内容をご教授いただきました。 参加された先生方や当科スタッフには最新治験を知る機会となり、非常に有益な病診連携連絡会となりました。