グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ

  1. 聖隷浜松病院トップ
  2.  >  病院ブログ
  3.  >  みんなで健康ゼミ「聖隷浜松病院といっしょに考える、排尿のお悩み」開催

みんなで健康ゼミ「聖隷浜松病院といっしょに考える、排尿のお悩み」開催


2022年6月18日

当院で行っている医療をわかりやすくお伝えする、オンライン市民公開講座「みんなで健康ゼミ」。6月18日に2022年度第1回を開催しました。
今回のテーマは「聖隷浜松病院といっしょに考える排尿のお悩み」。ストレスのない排尿を妨げる疾患や原因、その治療法などを、3人の講師がお話しました。

1人目は泌尿器科 米田達明医師。50歳以降年齢と共に増加する前立腺肥大症は頻尿や残尿感、尿意切迫感などを引き起こします。レーザー光線をあてて大きくなった前立腺を蒸散させる手術(PVP)は当院でも多く行われており、その動画をお見せしながら説明しました。
2人目の生殖・機能医学科 塩島聡医師は、尿トラブルを引き起こす、女性特有の原因として、女性の身体構造(尿道が短い)やホルモンによる影響があると説明しました。また、排尿トラブルを減らすための一つの方法として「正しい排尿の方法」も紹介しました。
3人目の泌尿器科 袴田康宏医師は、尿失禁の原因として肥満・出産・加齢・便秘・骨盤内手術があり、治療法には「行動療法(減量・骨盤底筋体操・膀胱訓練)」「薬物療法」「手術療法」があると説明しました。手術はテープで尿道をつり上げるというもので、8~9割の方に失禁防止の効果があります。
3人の講師は、尿トラブルは治療できる場合もあるため、年齢のせいとあきらめないで、気になることがあればぜひご相談ください、と結びました。

今回のライブ配信をご覧になれなかった方は、「見逃し配信」(6月27日(月) ~7月3日 (日))でぜひご覧ください。
PAGETOP