グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ

  1. 聖隷浜松病院トップ
  2.  >  病院ブログ
  3.  >  受賞報告(消化器内科 小林 陽介医師)

受賞報告(消化器内科 小林 陽介医師)


2022年10月4日

このたび、消化器内科 小林 陽介医師が第76回日本消化器画像診断研究会で「限局性膵管狭窄、膵萎縮を呈した膵頭部低異型度膵上皮内腫瘍の一例」について発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。

小林先生に受賞のコメントをうかがいました。
「このたび、第76回日本消化器画像診断研究会において、優秀演題賞(ポスターの部)をいただきました。歴史と伝統のある会で、ご評価いただくことができ大変嬉しく思います。
本研究会は、肝胆膵疾患を中心に症例検討を重視した会であり、画像・病理診断を深く討論する会であります。
今回、当院で診断し、切除を行った「限局性膵管狭窄、膵萎縮を呈した膵頭部低異型度膵上皮内腫瘍の一例」を発表しました。膵がんの早期発見の手がかりとして、膵管狭窄、膵の萎縮性変化が注目されておりますが、本症例では浸潤がんの前駆病変の状態(上皮内腫瘍)でも同様の画像変化を示す可能性が示唆されました。また、その成因に関し、病理学的側面からも考察しました。
日常臨床で経験する疾患は大変貴重なものばかりであり、私たちはそこから多くを学ぶ必要があります。一つ一つの経験を大切に、深い洞察を重ねることで、診断能力の向上、より適切な治療へと結びついていくと信じております。医療技術が進歩した現代においても、まだまだ課題は多く、その進歩には地道な努力、情熱が必要です。今後も研鑽を積み、診療の質を高めながら、日常臨床を「形」にし頑張っていきたいと思います。
発表に際しまして、ご指導、ご協力いただきました先生方、スタッフの方々に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。」

PAGETOP