グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ

  1. 聖隷浜松病院トップ
  2.  >  病院ブログ
  3.  >  11月14日は世界糖尿病デー

11月14日は世界糖尿病デー


2022年11月10日

「世界糖尿病デー」は、インスリンを発見したバンティング博士の誕生日で、世界に広がる糖尿病の脅威に対応するために1991年に制定されました。このキャンペーンでは、 “Unite for Diabetes”(糖尿病との戦いのため団結せよ)というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病の抑制に向けたキャンペーンを推進し、著明な建造物をブルーにライトアップしています。
日本でも11/14(日)を含む1週間を「全国糖尿病週間」として、全国各地で講演会や街頭での広報活動などを実施しています。当院においては11/8(火)~15(火)までの期間、病院正面玄関前をブルーにライトアップします。
糖尿病は世界では6秒に1人の命を奪う病気です。アジア・太平洋地域では全世界の約1/3の方が糖尿病です。日本でも国民の1/6である約2000万人が糖尿病または予備群と言われています。それでも糖尿病には、「ぜいたく病だ」「不摂生だから」「中高年の病気」といった偏見や誤解が多く存在します。これらはすべて誤解です。
糖尿病には主に1型糖尿病と2型糖尿病があります。1型糖尿病はインスリンを出す細胞が壊されてしまいます。2型糖尿病はインスリンの作用不足が原因で生じ、遺伝的要因や日本人の体質が大きく影響しています。さらにストレスや運動不足も影響し発症し、日本人の約90%が2型糖尿病になります。
近年、糖尿病の治療は飛躍的に向上し、日本の糖尿病患者の平均寿命は30年前と比較し、8~10歳延長しました。糖尿病克服のためには、発症予防、早期診断、適切な治療継続が重要です。また、まわりの方のサポートも必要不可欠です。
あなたの身近にも糖尿病と闘っている方がいるかもしれません。今年のテーマは「アドボカシー~偏見にNO!~」です。この機会に糖尿病について考えてみませんか?

参考サイト:世界糖尿病デー(https://www.wddj.jp/)

PAGETOP