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足の外科 滝 正徳医師がモンゴルへ国際医療支援


2023年8月31日

診察にあたる滝医師

モンゴル足の外科学会・ウランバートルメディカルクリニック・国立外傷センターなどの招致を受け、当院 足の外科 滝 正徳医師が8月13日(日)から8月17日(木)の間、モンゴルの首都ウランバートルにて医療支援を行いました。
現地では足の外科分野における診療や手術・講演等、さまざまな医療支援にあたりました。

滝医師(写真左)とUlaanbaatar medica clinic
Mongolian orthopedic ankle and foot society CEO(写真右)

【滝医師のコメント】
8月13日から17日の間、モンゴルの首都 ウランバートルにて足の外科分野での診療、手術と講演を行ってきました。モンゴル足の外科学会とウランバートルメディカルクリニック、国立外傷センター、などからの招聘でした。モンゴルの医療は、整形外科分野では人工膝関節が2004年、関節の内視鏡手術は2010年が最初なのだそうで、日本からすると20-30年ほど遅いでしょうか。私自身の分野である足の関節鏡に至っては、未だモンゴル内での経験は無いそうです。モンゴル足の外科学会も2年前に発足したばかりです。
モンゴルと言えばゲルと遊牧民をイメージするように、広い国土に人々が分散している上に、医療体制が整った街は少ないため、骨折しても治療が十分受けられず脚が変形して歩きにくい例や手術後の感染、骨癒合不全の患者さんが日本と比べると非常に多かったです。
しかし、、、モンゴル国の医療を良くしたいという情熱や学ぼうとする姿勢には心を打たれるものがあり、移住してもいいかなとすら思いました(笑)。
モンゴルの医師に聖隷浜松病院の視察や見学はできるかと聞かれましたので、歓迎いたしますと誇りをもってお伝えしました。当科にかかわらず、聖隷浜松病院であればどのスタッフにも関わって頂きたい情熱の国、モンゴルだと思いました。
今回の国際医療支援にあたり、ご支援とご協力を賜りましたすべての皆様に感謝申し上げます。

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