受賞報告（臨床検査部：鈴木 健太さん）
2023年12月25日
このたび、臨床検査部：鈴木 健太さんが第60回 日臨技中部圏支部医学検査学会で「重症外傷患者対応-Trauma Code-における輸血担当検査技師の参画と効果」について発表を行い、支部学術奨励賞を受賞しました。
鈴木さんに受賞のコメントをうかがいました。
鈴木さんに受賞のコメントをうかがいました。
「今回発表したTrauma Codeとは、医師・看護師・臨床検査技師・診療放射線技師・臨床工学技士など多職種が連携して、高エネルギー外傷による生命危機に関わる患者さんの治療を速やかに行うための医療体制です。輸血用血液製剤は、このような救急医療の現場で必須です。どれほどの緊急事態であっても、製剤の管理方法や血液型の選択は正確でなければなりません。そのため、輸血のスペシャリストである臨床検査技師が救急の現場に在駐して医師と直接やりとりし、迅速かつ安全に輸血の準備を行い、人命救助に向け対応しています。今回、多職種が関わる重要な医療体制について発表する機会を得て、このような賞を受賞できたことをとても光栄に思います。今後もTrauma Codeを担うチーム医療の一員として日々精進していきます。」
