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受賞報告(臨床工学室:鈴木 隆太さん)


2024年3月8日

鈴木 隆太さん(写真中央)

このたび、臨床工学室 鈴木 隆太さんが第16回 日本ロボット外科学会学術集会で「手術支援ロボットの鉗子リリース不良の経験」について発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。
鈴木さんに受賞のコメントをうかがいました。
2024年2月に行われた第16回 日本ロボット外科学会学術集会にて、外科医師主体の学会で、優秀演題賞という名誉ある賞を賜り、大変光栄に思います。
今回発表した内容は、手術支援ロボット「da Vinci」での手術中トラブルの報告・検証およびトラブルに対する標準対策案の提言です。
私たち臨床工学技士(CE)の業務には、医療機器の保守管理があり、ロボット手術で用いるロボット及び関連機器の管理・トラブル対応も担っています。
ロボット手術は数mmという小さな切開創からロボットアームを挿入することで、侵襲性が低く、精密性が高い外科手術を実現しています。しかし、技術が進むにつれて医療機器の機構及びトラブルは複雑化していき、ロボットはその最たる例です。
術中トラブルは手術の進行に大きく影響を及ぼす可能性があるため、当院での経験と活動を他施設のCEだけでなく医師、看護師の方々にも知っていただければと思い、発表に至りました。
今回の発表を行うにあたって、多くの方々にご支援いただきました。厚く御礼申し上げます。この賞をいただいたことを励みに、今後も臨床と研究に取り組み、医療の質の向上に貢献していきたいと思います。

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