B5病棟では、入院期間中少しでも季節を感じてもらう・病棟を活気づける事などを目的に、今年度より病棟とリハビリで連携して準備を進め、納涼祭が開催されました。

ちょうちんなどの飾り付けからお祭りの雰囲気を盛り上げる音楽、スタッフのみなさんのはっぴ姿に、たくさんの方が参加されていて、いつもの病棟ではなくお祭り会場に来たかのようでした。
会場ではちょうど魚釣り大会が行われていましたが、皆さん頑張ってたくさんの魚を釣り上げていました。

その後はお祭りの定番ともいえる、盆踊り大会です。
きっと誰もが一度は耳にした事がある、有名な「炭坑節」という曲に合わせて踊るのですが、この曲が5番まであるそうで、皆さん最後まで踊れるかなと思いましたが、始まると前で見本を見せてくれているスタッフを見ながら、車椅子の方も元気に腕を上げて踊り始め、最後まで踊りきっていました。
普段はベッドの上で寝ていることが多い方たちも体を動かし、楽しいお祭り気分を味わって、つかの間でしたが季節を感じる事が出来たのではないかと思います。

最後はみんなで深呼吸をして無事に納涼祭は終わりました。
開催時間がちょうど面会の時間でもあったため、ご家族の見学も多く会場には笑顔があふれていました。
患者さんやご家族からは「楽しかったです。」「涙が出るほど楽しかった。」「頭も身体も動かして良い運動になった」などのうれしい声もきかれました。

入院生活は大変なことが多い中、このようなイベントはみんなが元気になれる良い機会だと感じました。