このたび、がん診療支援センターの川﨑由実さんが、認定特定非営利活動法人日本がん登録協議会　第34回学術集会にて「がん登録実務功労者」として表彰されました。

【表彰の経緯】
2008年より国立がん研究センター主催の院内がん登録実務者研修会の指導者として務め、その後長年にわたり、自施設のみならず静岡県全体のがん登録業務を牽引し、実務者の知識・技術向上と交流の場の提供に貢献してきた功績が認められ表彰されました。

【表彰を受けてのコメント】
がん登録に関わらせていただき、病院のためならびに地域の実務者のために行ってきたことで表彰していただくとは思っていませんでした。地道な取り組みでしたが、がん診療連携拠点病院の役割として、県内医療施設のがん登録の精度向上と、実務者同士の関係を構築することで、地域のがん診療に貢献できたらと思い行ってきました。今では県内、県外の実務者の方とも繋がらせていただき、関連する業務にも良い影響や、自分自身も成長することが出来ました。このように表彰いただいたのは、ひとえに研修会を一緒に運営してくれたがん診療支援センターのスタッフ、そして研修会開催についてご理解とご協力いただいた方によるものと思っております。今後も、いろいろな形式を取り入れつつ、当院の役割として研修会を継続開催していきたいと思います。