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新生児集中治療室(NICU)/新生児回復室(GCU)



新生児集中治療室(NICU)

新生児集中治療室(Neonatal Intensive Care Unit)には、集中治療や観察が必要なあかちゃんが入院します。NICUに入院している間も、あかちゃんに触れたり身体を拭いたりすることができます。

あかちゃんの全身状態を24時間で、
常に注意深く観察しています。

夜間帯はあかちゃんが眠りやすいように
室内の照明を落としています。

保育器

保育器について

ポジショニング

あかちゃんが安心して落ち着けるよう、あかちゃんの周囲を囲って、お母さんのお腹の中に近づくようにしています。

カンガルーケア

カンガルーケア中は温かなあかちゃんの体温と心地よさでウトウトしてしまうほど安らいだ時間が流れています。

面会について

当センターは、24時間いつでも面会ができます。お母さんが、会いたい時に、時間を気にせず、好きなだけあかちゃんの側でゆっくりと時間を過ごしてください。
あかちゃんの側で、おっぱいを搾ったり、搾ったおっぱいを、綿棒であかちゃんの口の中に垂らすことができます。

あかちゃんにタッチしたり、全身状態が安定してきたら、カンガルーケアを行ったりすることができます。

育児ケア予定の記入がない場合は、担当スタッフがご家族の代わりにケアさせていただきます。

お母さんがあかちゃんと面会中、お兄ちゃん・お姉ちゃんが遊べるスペースもあります。

母乳育児支援

当センターは、お母さんの希望に応じて、母乳育児が促進するように支援します。また、もって来ていただいた母乳を、1滴1滴大切に管理しています。
あかちゃんの顔を見ながら搾乳してみませんか?
病室で搾るよりもあかちゃんの顔を見ながら搾乳をすることで、
「母乳の出が良くなる感じがした」「あかちゃんの顔を見ることで安心した」
というお母さんの声をいただいています。詳しくは看護師におたずねください。

(画像クリックで大きな画像が開きます)

電動搾乳機を使用して、搾乳することもできます。

退院支援

全身状態が落ち着き、体重が2,000gを超えると、1週間~10日前後で退院となります。
そのために、退院に向けて沐浴や授乳の支援を行っていきます。
<退院へ向けての支援内容>
  1. 沐浴
  2. 授乳
  3. 内服(内服があるお子さん)
  4. 肛門刺激(うんちが出にくいお子さん) など
退院が近づいたら、退院に向けてのパンフレットを読んでいただきます。お家での準備を進めましょう。

新生児集中ケア認定看護師の配置

NICUに入院されている新生児たちは、言葉で訴えることができず、また疾患や未熟性によって反応も繊細です。そして生まれてすぐに家族と離れて入院生活を送ることになります。
新生児集中ケア認定看護師は、そんな新生児たちが示す繊細なサインを捉えて、病態の改善だけでなく健やかに発達していけるよう、療養環境や日常ケアなどについてさまざまな視点から見直します。また親子の絆を護り、新しい家族のはじまりを支え続ける存在でありたいと思っています。

新生児回復室(GCU)

あかちゃんの状態が落ち着き、安定してくると、新生児回復室(Growing Care Unit)に移ります。
このユニットでは、退院に向けて準備をしていきます。

母子同室による退院前トレーニング

母児家族室

育児に対する不安が強い医療処置を覚えてお家へ帰るお子さんの24時間の生活リズムを知るなど必要がある場合に、お母さんに病院に泊まっていただきあかちゃんと一緒に過ごします。
あかちゃんと一緒に過ごす場所は…
  • GCUのフロアー内(個室スペースを準備します)
  • 小児科病棟
  • 産科病棟
のいずれかです。
宿泊日数は、1日~お母さんの不安や課題が解決されるまでです。
お母さんの不安が解消され、自信を持って1日でも早くお家に帰れるように、看護師と一緒に目標設定を立てます。
そして、それをもとに一緒に確認を行っていきます。
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