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臨床遺伝センター


センター長:内山 剛

遺伝カウンセリングは、疾患の遺伝的関与について、その医学的影響、心理学的影響及び家族への影響を患者さん・クライエントが理解し、それに適応していくことを助けるプロセスです。日本における遺伝性疾患の年間発症数は約20 万人と考えられており、さらに多因子疾患の新たな感受性遺伝子の同定とともに遺伝医療の対象となる疾患数は増加し、遺伝医療の需要は飛躍的に増大することが予測されています。
最近では、出生前診断及び遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)をきっかけに、ゲノム情報に基づく先制医療への関心も高まっています。HBOC は、ひとりひとりの遺伝的リスクに基づいて、最良の医療を行おうとする個別化医療のモデルとなり得、当院でも院内・院外とも診療体制の整備に取り掛かっています。
遺伝医療の進歩の一方で、多臓器に病変をきたす疾患への包括的対応や、小児期発症疾患の成人期治療といった単一診療科では対応困難な疾患への参画(例、結節性硬化症センター)やファルマコゲノミクス(薬理遺伝)、また、発症の時点で既に子どもがいることの多い成人発症の神経筋疾患や家族性腫瘍において、未発症の家族への継続的な支援を含め有機的に対応を模索しています。
本遺伝相談では臨床におけるインフォームド・コンセント(IC)のプロセスモデルとしての遺伝相談・shared decision making を追及しています。遺伝相談において、IC は医療側が主体で「得る」のではなく、患者側が主体で「与える」ものであると考え、つまり、IC は患者が署名(同意)すれば良いものではなく、患者とメリット・デメリット・コストなど話し合い、互いに理解し合って意思を分かち合い、臨床の場での自己決定し、合意すること(拒否も含む)を目指しています。

特色ある診療

多様性のあるチーム医療

産婦人科及び新生児科・小児科、さらに臨床心理士も含めたチーム体制を構築し、遺伝相談後の継続した支援にも着手しています。この多職種によるチーム相談は当院の特性の1つで、遺伝相談カンファレンス・運営会議を、月2回定期開催し、カウンセリングへのチーム体制及び質の向上のため活動しています。

卓越性の担保

1999 年に遺伝相談外来として発足した歴史ある遺伝相談で、患者支援センター内にジェネティックカウンセリングルームがあります。
遺伝子医療部門の存在する高度医療機関の代表者から構成され、わが国の遺伝子医療の充実・発展のための活動する「全国遺伝子医療部門連絡会議」へ、数少ない民間病院として当院も参加しています。この会議を中心に、臨床遺伝専門医制度における研修施設は限定され集約化に向かっており、当院では西尾公男指導医を中心に、当院の特性を活かした臨床遺伝専門医及び認定遺伝カウンセラーを育成しています。

遺伝相談外来

遺伝、遺伝子に関するさまざまな疑問や悩みについてのご相談をお受けしています。
遺伝医学について正確な知識をもった専門医(臨床遺伝専門医)を中心に、看護師、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士など複数の職種がチームとして関わります。相談される方々へ正しい医学的情報をわかりやすく提供するとともに、遺伝に関連して生ずる心理的・社会的問題、生殖に関する問題などに適応またはそれらが解決されるよう支援していきます。
相談には、ゆっくり時間をかけ、相談される方々のおかれている状況やお気持ちに十分配慮することを心がけています。プライバシーは厳重に保護されます。専用受付電話にて予約をお取りください。
  • ご相談の依頼は専用直通電話により受け付けいたします。以下にご連絡ください。
受付時間 月~金曜日 14時00分~16時00分
ご連絡先 電話:053-474-2253(直通)
  • カウンセリングに充分な時間をとらせていただくために、原則として完全予約制とさせていただきます。
  • 遺伝相談外来ではカウンセリングのみとし、診療行為が必要と判断された場合は相当する診療科をご紹介いたします。また、疾患によってはカウンセリングの後に希望があれば、遺伝子診断を行うことも可能です。
  • 1回のカウンセリング料は、1相談あたり初回9,000円(消費税別)の自費とさせていただきます。
  • 初回カウンセリングの当日は、家系図を記入いただき、お持ちください。

担当医師

妊娠・胎児異常 村越 毅 産婦人科
安達 博 産婦人科
小林光紗 産婦人科
今野 寛子 産婦人科
小児遺伝性疾患/先天異常/遺伝性腫瘍 西尾 公男 小児科
柴田 亜貴子 産婦人科
遺伝性神経疾患 内山 剛 神経内科

医師紹介

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