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血液内科


患者さんに最適な医療を提供し、病状改善を目指します


部長:藤澤 紳哉

血液には、細胞成分である赤血球、白血球、血小板と、液体成分である血漿が含まれます。血液内科で診療する疾患はこれらに異常を来したもので、貧血、血小板減少症などの良性(非腫瘍性)疾患と、悪性リンパ腫、白血病などの悪性(腫瘍性)疾患に分類されます。
早期に的確に診断し、病気のことを患者さんにわかりやすく説明した上で、有効と考えられる治療法の選択肢を提示し、患者さんのご希望を聞きながら治療法を選択し、共に病状改善に向かって歩むことを目指しています。

特色ある診療

EBM(科学的根拠に基づいた医療)が医療現場で叫ばれて久しいですが、我々はさらに二つの「E」を加えた「EEEBM」を目指しています。Evidence(科学的根拠)のほかにExperience(医療従事者の経験・勘)、Environment(患者さんを取り巻く環境・背景)も考慮しながら、EBMをふまえた上で、盲目的にEBMに従うのではなく一人ひとりの患者さんに最適と考えられる医療を提供するよう努めています。

主な対象疾患

悪性リンパ腫、白血病、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、などの悪性疾患、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、ビタミン類の欠乏性貧血、などの良性疾患があります。いずれも専門医による診断と治療が必要です。

診療内容

1. 検査/診断

  • 血液の状態を知るために、まず血液検査を行います。
  • 必要に応じて骨髄検査を追加します。骨髄検査は腰の骨(腸骨といいます)から骨髄液や組織を採取する検査で、血液疾患の有無、有るとすればどのような疾患なのかを確認するための重要な検査です。外来で行うことも可能な10分程度の検査です。
  • 血液疾患がリンパ節などにしこりをつくることがあります。その場合はしこりを採取(生検といいます)することがあります。
  • 全身のCT検査、PET検査、胃カメラなどを病状に応じて実施します

2. 治療

血液疾患の治療は、その種類によってさまざまです。
治療せずに経過観察で良い場合、治療が必要な場合(通院治療で良い場合、入院治療が必要な場合)、また治療薬にも内服薬や注射薬、さらに放射線照射など種々の選択肢があります。患者さんのご希望を聞きつつ病状に合った治療法を選択し、患者さんと我々医療チームが一緒になって治療していくことになります。

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