当科で実施している自由診療について
1. 小児期の矯正歯科治療
治療の概要
主に乳歯のみ、または一部永久歯が生えている子供の不正咬合(歯並びの異常)に対して行う治療です。治療に先立って、型取り、エックス線写真撮影、顔や歯の写真撮影などを行って、不正咬合の成り立ちを調べ、矯正治療の方針、方法を立案し、その後矯正装置を装着して歯の移動や骨の成長のコントロールを行います。必要に応じて複数の矯正装置を併用する場合があります。通常は小児期の治療から本格矯正歯科治療に移行し、治療が継続します。
治療の標準的な費用 (すべて税込み 2025年4月現在)
小児期治療の標準的な費用の概算は35万円~50万円(通院回数24回)となります。(治療期間2年間を想定した場合)
相談料(1回につき) | 3,630 円 |
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初診料 | 3,630 円 |
基本検査料 | 80,300 円~ (特殊なエックス線写真撮影が必要な場合は料金が別途必要となります。) |
診断料 | 33,000 円 |
基本施術料 | 110,000 円 |
矯正装置料 | 38,500円~152,240円 |
調節料(1回につき) | 3,960 円 |
※診断時に詳細な料金をお示しします。
※税率の変更や料金改定のあった場合は料金は変更になり、変更後の料金をいただきます。
※税率の変更や料金改定のあった場合は料金は変更になり、変更後の料金をいただきます。
治療に関するリスクや副作用など
- 矯正治療によって痛みが生じる可能性があります。
- 取り外し式の矯正装置はご自身または保護者の方に矯正装置を着脱して頂く必要があります。
- 矯正装置の使用にご協力頂けない場合には治療効果が得られない場合があります。
- 装置により 発音しにくく感じたり、食事しづらく感じたりする場合があります。
- ガムなどの粘着性のものや、著しく硬い食べ物を食べると、矯正装置が破損、変形する恐れがありますので、食べるのを避けて頂きます。
- 歯の移動によって歯や歯の周りに痛みを生じたり違和感を感じる可能性があります。
- 矯正装置によって、頬の内側や舌などに傷や口内炎ができる可能性があります。
- 矯正装置を装着した歯の周囲は汚れがついたままになりやすいので、歯磨きを念入りにして頂く必要があります。歯磨きが不十分な場合には、虫歯や歯周病になる可能性があります。
- 矯正治療によって、歯の根が短くなったり、顎関節症(口を開け閉めするときに痛む、動きづらいなど)が生じる可能性があります。
2. 本格矯正歯科治療(マルチブラケット装置)
治療の概要
永久歯列の叢生(ガタガタ)、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)などの不正咬合(歯並びの異常)に対して行う治療です。治療に先立って、型取り、エックス線写真撮影、顔や歯の写真撮影などを行って、不正咬合の成り立ちを調べ、矯正治療の方針、方法を立案し、その後ブラケットという矯正装置をそれぞれの歯に装着して、ワイヤーを用いて歯を移動させます(マルチブラケット装置)。必要に応じて永久歯の抜歯を行う場合や、マルチブラケット装置以外の矯正装置を併用する場合があります。歯の移動が終わった後には、後戻りを防ぐための矯正装置を装着します。
治療の標準的な費用(すべて税込み 2022年2月現在)
本格矯正治療の標準的な費用の概算は80万円程(通院回数24回)となります。(治療期間2年間を想定した場合)
相談料(1回につき) | 3,630 円 |
---|---|
初診料 | 3,630 円 |
基本検査料 | 80,300 円 (特殊なエックス線写真撮影が必要な場合は料金が別途必要となります。) |
診断料 | 33,000 円 (セットアップ模型が必要な場合は 41,800 円追加となります。) |
基本施術料 | 110,000 円 |
矯正装置料 (マルチブラケット装置 上下顎) |
197,560 円~220,000 円 (舌側の場合は510,400円) |
矯正装置料 (マルチブラケット装置以外) |
33,220円~50,600円 (症例によって異なります。症例によっては複数の矯正装置が必要となる場合や全く必要がない場合もあります。) |
保定装置 | 40,040 円 |
調節料(1回につき) | 6,160 円 |
※小児期の矯正歯科治療から移行した場合は相談料、初診料、基本検査料、診断料、基本施術料は必要ありませんが、エックス線写真撮影料が別途必要となります。
※診断時に詳細な料金をお示しします。
※税率の変更や料金改定のあった場合は料金は変更になり、変更後の料金をいただきます。
※診断時に詳細な料金をお示しします。
※税率の変更や料金改定のあった場合は料金は変更になり、変更後の料金をいただきます。
治療に関するリスクや副作用など
- 発音しにくく感じたり、食事しづらく感じたりする場合があります。
- ガムなどの粘着性のものや、著しく硬い食べ物を食べると、矯正装置が破損、変形する恐れがありますので、食べるのを避けて頂きます。
- 歯の移動によって歯や歯の周りに痛みを生じたり違和感を感じる可能性があります。
- 矯正装置によって、頬の内側や舌などに傷や口内炎ができる可能性があります。
- 矯正装置を装着した歯の周囲は汚れがついたままになりやすいので、歯磨きを念入りにして頂く必要があります。歯磨きが不十分な場合には、虫歯や歯周病になる可能性があります。
- 矯正治療によって、歯の根が短くなったり、顎関節症(口を開け閉めするときに痛む、動きづらいなど)が生じる可能性があります。
- 歯の移動の終了後には後戻りを起こさないための矯正装置(保定装置)を装着しますが、時間経過とともに徐々に後戻りが起こる可能性があります。