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手術室の紹介



ハイブリッド手術室

従来、心臓や血管に対する治療を行う場合、身体にメスを入れる手術は「手術室」で、メスを用いることなく行うカテーテル治療は「カテーテル室」で行ってきました。一般的に、「手術」は身体に大きな負担がかかり、「カテーテル治療」は軽い負担で行うことができます。
そこで、大きな手術の一部をカテーテル治療で行ったり、カテーテル治療の一部を手術で行ったりすることで、より効果的な治療を行うという方法が考え出されました。この、 「手術」と 「カテーテル治療」の融合が 「ハイブリッド手術」であり、その専用の手術室が「ハイブリッド手術室」です。
ハイブリッド手術室は通常の手術室より大きな面積を有し、高性能レントゲン装置と高精細大画面モニターを装備しています。

O-arm術中イメージングシステム

O(オー)の形をした、手術中に撮影できる画像システムで、当院では主に脊椎・脊髄疾患の手術で使用しています。
X線を用いた高精細な透視画像とCTのような3D画像で、これまで確認しにくかった箇所まで手術中に映し出すことが可能です。

手術室2室間移動式CT

現手術室の完成と当時に、隣接する手術室2室間で使用可能な移動式のCTを導入しました。これにより、術前・術後の迅速な検査を実施しています。

術中ナビCTシステム

脳神経外科の手術は、非常に精緻で繊細な技術が要求されます。
当院では、2003年から脳神経外科の手術支援装置「術中ナビゲーションシステム」を導入しています。術前の撮影画像をナビゲーションシステムに取り込み、3次元データを作成します。それによって脳のどこを手術しているのか、病変はどこまであるのかなどがわかり、必要最小限の脳の切開や大事な部位の温存に役立ててきました。
しかし手術中は脳脊髄液の喪失や腫瘍の摘出に伴って脳が変形するため、術前の撮影画像と手術中でずれが生じます。2017年に更新したナビゲーションシステムでは、手術の進行に伴い変形した脳の撮影データを再取り込みし、自動で患部の位置と画像の位置を合わせる、自動レジストレーション機能を搭載しています。
術中の位置情報の把握が飛躍的に向上し、一層の安全性と正確性が確保されています。

4K内視鏡手術システム

高精細な画像のため、血管・神経・リンパ管の判別がしやすくなり、微細な出血が発見しやすくなり、より安全で精緻な内視鏡手術が可能となりました。
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