呼吸器センターでは「自分や自分の家族が病気になったときに受けたい医療」を実践しています。
外科治療については、4cm程度の小開胸のみで行う単孔式胸腔鏡手術やロボット支援手術など低侵襲手術を積極的に取り入れています。ご高齢の患者さん、合併症の多い患者さんに対しても負担の少ない方法で手術を施行しています。
また、「喘息/COPD」や「間質性肺疾患」の可能性はどうか？と気になるような患者さんを、簡単な手順で御紹介頂ければ原則2回の受診で呼吸器内科の診療・評価を完結させる「診断外来」を開設しました。
内科、外科と連携をとり、腫瘍性疾患・感染症・免疫アレルギーなどあらゆる呼吸器疾患に対応しています。

日本内科学会，日本呼吸器学会，日本アレルギー学会，日本呼吸器内視鏡学会、日本結核病学会結核・抗酸菌症，日本外科学会，日本呼吸器外科学会，日本胸部外科学会，日本肺癌学会等の各指導医を含む、専門医・認定医が複数在籍し、豊富なスタッフ数で診療しています。

肺癌の診療においては、診断から治療まで、呼吸器内科・呼吸器外科・放射線治療科・緩和支持治療科等が連携して、早期に適切な診断及び治療を提供出来る体制が整っています。また大学病院を含む、近隣の総合病院とも連携を取りながら良質な医療を提供しています。

単孔式胸腔鏡手術やロボット支援手術などの低侵襲手術から、局所進行肺癌に対する高難度手術まで、質の高い外科治療を提供しています。また全国でも施行できる施設が限られる硬性気管支鏡を用いた気管支鏡治療を提供しています。