スタッフブログ
『健康経営における安全配慮義務の考え方』研修に参加しました!
2025年5月12日(月)各課職場長向けに行われた研修に参加しました。
研修テーマは『健康経営における安全配慮義務の考え方』です。
医療産業保健推進連携室の中西さんを講師に迎え、約1時間程の研修でした。
研修目的は、芙蓉協会における健康経営について理解すること、安全配慮義務を理解して日々の業務に活かすことができること、以上の2点です。
当センターは『健康経営優良法人2025(大規模法人部門)(ホワイト500)』の認定施設です。
これは経済産業省が健康長寿社会の実現に向けた取組の1つであり、健康保持・増進に繫げる目的として行っている事業でもあります。
『健康経営』とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。
企業理念に基づき、従業員への健康投資を行うことにより、従業員の活力向上や生産性の向上など組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上に繋がることが期待されています。
今回の研修を通じて、芙蓉協会の健康経営についてとその課題、管理職に求められる安全配慮義務について学びました。
今後も保健事業を通じて地域社会の健康に貢献し、私たちも安心して安全に健康で働き続けられるような組織環境を構築していきたいと感じました。
医療産業保健推進連携室
☆研修で使用したスライド表紙☆
令和6年度 全衛連総合精度管理調査結果(放射線課)
私たちは全国労働衛生団体連合会(全衛連)が主催している総合精度管理調査に毎年参加しています。
精度管理調査前に行われる胸部X線研修会と胃X線研修会には技師が1名づつ参加します。
参加した技師が勉強会を開催し、研修会で学んだ知識や情報を他の技師達にも共有しています。
その後、選定基準を満たした画像を厳選し、技師全員で画像評価をしてから選定画像を提出します。
目標はA評価の取得です。今回も前回同様、ダブルでA評価を取得することができました。
今後も胸部X線並びに胃X線の検査精度向上を目的としてA評価維持に努めていきます。
胸部X線検査:A評価を取得
①撮影技術は提出画像の解剖学的指標(肺実質、縦隔等の見え方)と
物理学的指標(コントラスト、肺野・縦隔濃度等の適正性)の観点から審査されます。
②読影技術は提出画像の医師及び技師の自己評価について審査されます。
③提出画像の照射線量・モニタ管理・肺がん検診におけるプロセス指標等について審査されます。
胃X線検査:A評価を取得
①正常例の提出画像については描出技術(体位・画質)について審査されます。
②有所見例の提出画像は読影技術について審査されます。
③提出画像の照射線量・モニタ管理・胃がん検診におけるプロセス指標等について審査されます。
ITEM 2025を見学してきました!
2025年4月12日(土)神奈川県横浜市西区みなとみらいのパシフィコ横浜・展示ホールにて開催されたITEM 2025(国際医用画像総合展)を見学してきました。
ITEMは毎年4月に3日間開催される日本最大規模の医用画像機器の総合展示会です。
最新医用画像機器や周辺機器などが広い会場内を埋め尽くしています。
今年も日本全国から大勢の医療従事者(医師・技師)又は学生などが来場していました。
公式ホームページ情報によると3日間の入場者数は約1万8千人となっていました。
出展された医療機器メーカーは142社、富士フイルム・キヤノン・GEヘルスケア・コニカミノルタ・シーメンス・フィリップス・島津製作所・大林製作所など各社の最新X線関連機器『デジタルX線撮影装置(一般撮影・マンモグラフィ・TV等)・CT・MRI・エコー・画像関連装置等』が各メーカーのブースごとに多数展示されており、私たち診療放射線技師にとっては興味深々でとても贅沢な空間でした。
この展示会で最新のX線機器やX線画像などを“見て・聞いて・体験して” 機器の特徴や性能・最新の機能や画像処理・最先端のAI技術など情報収集は欠かせません。
この情報を基に未来の放射線業務を創造しながら、機器導入計画の検討材料にしています。
今後も更に精度の高い健康診断(放射線検査)が提供できるように整備していきます。
放射線課 M