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9月の聖句

「あるものは百倍にもなった。」
マルコによる福音書4章1~9節(8節)                               日本キリスト教団遠州栄光教会 伝道師  倉持 おりぶ
 わたしの母方の祖父は、北海道でホップを栽培する仕事に就いていました。退職後も、家の畑でトマトやジャガイモを育てていました。小学生のわたしは収穫の手伝いと言いながら、隣でトマトを摘んで、そのまま食べてしまった思い出が残っています。祖父が大切にしていたのは、土づくりです。栄養たっぷりの土にするため、肥料をやって、よく耕していました。
イエス・キリストは「種を蒔く人」のたとえ話をされました。種は「神の言葉」のことです。種はそれぞれ違った土地に蒔かれて、違った成長と結末を迎えています。同じ種が、道端、石だらけの地、茨の中、良い土地に落ちました。良い土地に落ちた種は、三十倍、六十倍、あるものは百倍となりました。わたしたちの心をよく耕すことで、神の言葉はよく育っていきます。神の言葉をよく聞いて、神と隣人への愛に満たされた豊かな実りを結ぶ人生を歩んでいきましょう。