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7月の聖句

「主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください。
 朝ごとに、わたしは御前に訴え出て、あなたを仰ぎ望みます。」     
詩編5編4節
日本キリスト教団 遠州栄光教会 牧師 星野 健
「仰ぎ望みます」とある言葉は、ヘブライ語で書かれた原語で「見張りをする」という意味の言葉で書かれています。毎朝神様にお祈りをして、神様がそれに応えてくださるのをじっと待ち続けて、その兆候を見逃さないように、じーっと見張っている。お祈りをすることが、そういうふうに捉えられています。お花や野菜の種を植えて、朝ごとに芽が出てくるのを楽しみにして土を見るようにです。
お祈りをすることで、わたしたちに与えられた命が自分自身を超えたものに開かれている命である恵みに生かされます。乗り越えられないような痛みや破れに遭遇するときにも、それをただ無かった方がよかった「残念なこと」で終わりではなく、そのことにもわたしたちの見る幸不幸、運不運を超えて、大切な意味が与えられて生きることができる、挫けることのない希望に生かされます。