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9月の聖句

人はパンだけで生きるものではない
ルカによる福音書4章4節
日本キリスト教団遠州栄光教会 
牧師 星野 健
イエス・キリストが荒野で40日の間何も食べずに祈られたときに、悪魔が現われて、「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ」と迫りました。そのときに悪魔に答えたキリストの言葉が「人はパンだけで生きるものではない」という言葉です。
裏返すと、悪魔の働きというのは、パンだけで生きるもの、「見えるものがすべて」というあり方、生き方へと、いつの間にか人を追い込み、閉じ込めてしまう仕業だということです。
パンは必要です。健康がなければ生きられませんし、お金がなければ生きていかれません。でも、生きることはそれで「すべて」じゃないということを、先生方が子どもたちと聖書の言葉に耳を傾け、見えない神様にお祈りをして、見える命よりも大きな「ほんとうの命」が育まれています。そこにほんとうの生きる力が育てられていることに、わたしたち大人にも希望が与えられます。