「あなたがたは神に愛されている子どもです。」
エフェソの信徒への手紙 5 章 2 節
日本キリスト教団 遠州栄光教会 牧師 星野 健
聖書では、人がどのように生きるのかということは、わたしたちが何者であるのかということと深く一つに結びついていて、それを切り離してしまうことはできません。子どもたちがこの園で色々な経験を与えられて、何を学び、何を身につけて、どのような人に成長していくのかということの根本、根源に「子どもたちは、神に愛されている子どもたち」であるという土台があります。1m の木には 1m の根っこ、2m の木には 2m の根っこがないと、どんなに知識や能力を蓄えて上に向かって成長しても、風雨に耐えられずに倒れてしまいます。
今月の 20 日に世界の教会でイースター・復活祭が祝われます。神がほんとうにもうわたしたちから一切何も求めずに、ご自身の御子を十字架に捧げてくださって、赦されて、どんなことがあっても愛し抜かれる、新しい命を子どもたちとともに喜ぶ春へ招かれます。