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認定看護師


当院では、9領域12名の認定看護師が活動しています。
「こんなとき、どんなケアを提供すればよいのか」。認定看護師は、そんな現場の“困った”に対応し、担当看護師と共に二人三脚で患者さんを支援しています。
また、『患者本位のより良質な医療』を実現するために、看護の力を効果的に用いた『看護専門外来』を開設しています。

認知症看護認定看護師

○ 橋本 悠子 ○ 金川 綾

認知症をもつ方が、認知症があっても自身の強みを活かしながら、
その人らしく少しでも安心して過ごせるように援助していきます。

認知症になると、少しずつできないことや分からないことが増えていくことで、ご本人は不安や混乱を少なからず抱えています。しかし、できること、得意なことがすべてなくなるわけではありません。周囲のサポートする人が、その方の強みに目を向け、最大限その方の力を引き出せるように関わることで、ご本人の安心感や自信につながります。
病院は治療による苦痛や制限が多く、ご本人の混乱や不安が増悪しやすい環境ですが、少しでも安心・安全に治療が受けられるように、ご本人や家族の困りごと・ニーズを聞きながら、看護を提供しています。また、ご本人の強みや得意なこと・これまでの生活習慣を把握し、入院中のケアや環境調整に取り入れたり、病棟内デイケアを活用したりすることで、少しでも安心や楽しみを感じられるよう、お手伝いをしています。



皮膚・排泄ケア認定看護師

○青木 佐紀子   ○髙野 弘栄

皮膚・排泄に関わる環境を整え、患者さんのQOLを高めます。

皮膚・排泄ケア認定看護師は、以前WOC看護認定看護師と呼ばれていた領域で、「創傷」「ストーマ(人工肛門・人工膀胱)」「失禁」に関するケアを専門的に行う看護師です。
創傷ケアでは褥瘡をもつ患者さんや褥瘡発生リスクの高い患者さんの体圧分散ケア、局所ケアについて院内ラウンドを行い、病棟スタッフや形成外科医師と褥瘡の早期治癒と発生予防に努めています。ストーマケアでは外科医師と連携をとりながら、入院中から退院後を通してストーマを造設された患者・家族の精神的サポート、ケア方法の指導、装具の紹介などを行っています。退院後も定期的にストーマ/スキンケア外来に受診していただき、日常生活上の悩み、晩期合併症など自宅での問題に関する相談を行なっています。失禁ケアでは便や尿失禁によっておこるスキントラブルのケアを中心に、失禁対策、失禁ケア用具の選択などに関してのアドバイスをしています。



糖尿病看護認定看護師

○髙橋 弥生 ○長谷川裕美

糖尿病と共に生きる毎日の生活のなかで、患者さん自身の力が発揮されるよう支えます。

糖尿病は、今では“国民病”といっても過言ではないくらい増えている病気です。また、毎日の生活習慣が糖尿病に影響することもあり、慣れ親しんだ生活習慣の変更が必要な場合は、「制限ばかり」と感じる方も少なくありません。そのような患者さんやご家族に対し、私たち、糖尿病看護認定看護師がお手伝いしています。糖尿病や合併症の発症を予防したり、悪化を防ぐための治療や生活の工夫を患者さんやご家族ができること、そして、糖尿病をもちながら、毎日の生活を健康的に自分らしく過ごしてもらうことを目指して看護を提供しています。また、糖尿病患者さんは、靴ずれの痛みや火傷の熱さなどが感じにくいことや、傷が治りにくいことがあるため、定期的に足の状態を確認しながら、ご自身で出来る足のチェックや管理方法をお伝えし、生涯、自分の足で歩くためのお手伝いをしています。



がん化学療法認定看護師

○ 杉本 菜穂子

長期にわたり日常生活の中で、がん化学療法を受ける患者さん・ご家族を支え、一人ひとりに合った確実で安全・安楽な看護の提供を目指します。

がん化学療法は、「手術療法」「放射線療法」「化学療法」のがん治療の一つであり、がん分野で大きな進歩を遂げている分野です。がん化学療法認定看護師は、抗がん剤の効果を最大限に発揮出来るように個別に薬の管理をし、患者さんへの副作用症状を最小限にする目的で、日々活動しています。また、患者さんが自身の目標とQOLの向上のため治療を継続出来るように、ご自身で副作用の対策とセルフケアを支援できるようお手伝いさせていただきます。近年、治療は複雑化し新たな治療薬の開発も進んでおります。高額な医療費の問題や治療の場が入院から外来(在宅)と移行しており、社会的・経済的なサポートも積極的に支援させていただきたいと考えています。長期にわたり生活をしながらがんと闘い、懸命に生きようとする患者さんの思いや意思を知り、一人ひとりの患者さんに合った看護の提供を目標に活動していきたいです。
今後は、乳がん認定看護師や緩和ケア認定看護師と協働し、がん患者さんの心身のケアなどにも努めていきたいと考えています。


慢性心不全看護認定看護師

○ 宍倉亜希子

慢性心不全を抱える患者さんが安心して自宅療養できるようサポートします

心疾患を抱えている患者さんは心臓の機能を維持しながら生活していくために食事や水分、活動など制限がでてきます。
慢性心不全看護認定看護師は、患者さんとご家族の希望や意向を聴きながら、患者さんが望む生活を長く送れるよう、具体的な方法について一緒に考えていきます。また、心不全の原因や、薬や食事のことなど患者さんの困りごとは循環器医師や外来・病棟看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士などの循環器医療チームが一丸となって最善を尽くします。


救急看護認定看護師

○ 森田 千秋

急激な状態変化に即した看護ケアの提供や不安の軽減に努めます

救急看護認定看護師には、病気やケガによる受診、入院中の急変など患者さんやそのご家族が危機的状況にある場合、早期に関わり、支援するという役割があります。素早い対応を行うことで1日も早く患者さんが心身共に健康を取り戻し、日常生活に戻れることを目標としているためです。そのため日頃から、患者さんの状態を短時間で的確に観察し、苦痛の緩和や状態の安定を目的とした看護を提供できるよう努力しています。
最近では一般の方でもAEDを使用する一時救命処置を受講することも多くなってきました。院内に於いても、従事する全ての職員が迅速な急変対応を行うことで患者さんやご家族が、より安心して入院生活を送れるように関わっていきたいと考えています。


がん放射線療法看護認定看護師

○ 神尾眞由美

安心して放射線治療が受けられるようサポートします

放射線治療と聞くと「副作用がひどい」「被ばくが怖い」と思い躊躇される方もいらっしゃいますが、副作用は少なく外来通院でも出来る治療法です。また、がんを治すだけではなく症状を和らげる効果もあります。世界のがん患者さんの50%以上が受けており、日本国内においても放射線治療を受ける患者さんは年々増加しています。
がん放射線療法看護認定看護師はその専門知識を活かしながら、放射線治療専門医や診療放射線技師、医学物理士とともに安全な放射線治療を提供しています。また患者さんやご家族の身体面、心理面、社会面に目を向け、放射線治療に関する相談や情報提供をしながら、安心して治療が受けられるようにサポートをさせていただきます。


感染管理認定看護師

○ 安間 有希

患者さん、ご家族や面会者、医療従事者等、病院を訪れる全ての方々を感染症から守ります

感染症発生動向に注意を向け、各部門との連絡や調整等の役割を担うのが感染管理認定看護師です。具体的な活動内容は、院内感染発生時の調査と対応、院内サーベイランス(院内感染の監視や調査)、院内ラウンドの実施と評価、院内感染対策マニュアルの作成、手洗いなどの感染防止技術の実践と評価、最新の知識や情報の提供です。感染防止対策の重要性を職員一人ひとりが理解し、組織全体が統一して取り組むことが出来るように今後も継続した活動をしていきます。


腎不全看護認定看護師

○永田 愛子

慢性腎臓病(CKD)で通院中の患者さんや透析治療中の患者さんが安全に安心して治療を続けられるよう支援します。


腎不全認定看護師の役割には、腎臓の状態に応じて日常生活をサポートし、腎臓病の進行を予防することがあります。また、透析が必要になった場合には、「血液透析」「腹膜透析」「腎移植」など透析の開始に関わる患者さんの意思決定を支援します。そして、血液透析や腹膜透析を開始された患者さんに対しては、より効果的で安全な透析を継続できるよう支援します。私は普段透析センターで活動しています。患者さんそれぞれが透析中に安心・安全に過ごせることはもちろんですが、腎疾患と向き合う患者さんの生活上の工夫を共に考えながら透析以外の自分の時間を生活者としてより豊かに過ごせるように支援していきたいと考えています。


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