がん治療について
支えるがん診療
「がん」は、今や国民の約半数が罹患する病気です。しかし、早期発見が進み、治療成績は向上しています。それでも、がん治療には副作用や経済的・社会的負担が伴います。特に進行・再発がんの患者さまにはさらに大きな支援が必要です。私たち、聖隷佐倉市民病院のがん診療チームは、患者さまをしっかりと支えます。
ここでは、聖隷佐倉市民病院のがん診療の形を示していきます。
ここでは、聖隷佐倉市民病院のがん診療の形を示していきます。
がんの早期発見のために
がんは大きくなると痛みや体力の低下などを引き起こしますが、根治を目指すためには、症状が出る前に早期発見されることが重要です。
そのためには定期的ながん検診を受けることが大切です。 市町村のがん検診を活用するのも有効ですが、より詳細な検査を希望される方には、人間ドックによるがん検診もおすすめです。
当院では、市町村のがん検診に加え、人間ドックによるがん検診も行う「健診センター」を併設しています。1~2年に1回のがん検診を習慣にし、早期発見・早期治療につなげましょう。
そのためには定期的ながん検診を受けることが大切です。 市町村のがん検診を活用するのも有効ですが、より詳細な検査を希望される方には、人間ドックによるがん検診もおすすめです。
当院では、市町村のがん検診に加え、人間ドックによるがん検診も行う「健診センター」を併設しています。1~2年に1回のがん検診を習慣にし、早期発見・早期治療につなげましょう。
質の高いがん診療
当院は、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、前立腺がんの5つのがんについて「千葉県がん診療連携協力病院」に指定されています。各診療科では、最新のガイドラインに基づき治療を行っており、がん治療の3本柱である「手術」「薬物療法」「放射線治療」をすべて当院で行うことができます。がん治療には、土台となる支持療法や緩和ケアも欠かせません。(下図)当院は支持療法・緩和ケアにも力を入れています。
多様性のあるがん診療
当院では、外来・入院診療、化学療法専用の通院治療室、高精度な放射線治療、各種画像診断(レントゲン撮影、CT、MRI、シンチグラフィ)、無菌調剤室、リハビリテーションなどを備えています。また、進行・再発がんに対応するため、緩和医療科や緩和ケア病床も併設しています。がん相談支援センター、がん看護相談、訪問看護ステーションなど、患者さまの支援体制も充実しています。
関連リンク
設備写真
通院治療室
放射線治療機器
無菌調剤室
リハビリテーション室
院内各科との連携
当院は、がん診療科だけでなく、内科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、血管外科など、さまざまな診療科と密接に連携しています。これにより、がん患者さまが抱える既往症や合併症にも対応し、可能な限り総合的な治療を行います。