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乳腺科

更新日:2017年10月2日

診療体制

部長・臨床研究管理センター長 吉田雅行

部長・臨床研究管理センター長:吉田 雅行

当科では、乳腺にかかわるあらゆる病態や疾患を診療の対象としています。
特に乳がん診療においては、乳腺専用機器を駆使した診断およびエビデンスに基づいた治療を早期症例から進行・再発症例にいたるまで、多くの部署が関わるチーム医療として実践しています。
最近ではマンモグラフィ検査や超音波検査を併用した乳がん検診の精密検査やセカンド・オピニオン目的に受診される患者さまも増加しており、そのニーズに十分応えられるような体制構築をはかっています。
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Webマガジン「白いまど」 2017年10月号「がんに克つ!9乳がん」はこちら

主な対象疾患

乳腺疾患の治療は乳がん症例が中心となります。本邦においても乳がんの罹患率は年々増加し、女性の癌のトップとなりました。当院の乳がん手術症例も最近では年間約200例に増加しています。

乳がんの治療成績は近年大幅に改善されてきており、主に検診の普及による早期発見や術前後の薬物療法の進歩によるところが大きいと思われます。手術術式については、10年前までは胸筋温存乳房切除術が中心でしたが、現在は乳房温存手術が増加し、根治性と共に整容性やQOLが重視されています。当科でも乳房切除術のみでなく、正確な切除範囲の設定による整容性の高い乳房温存手術や、センチネルリンパ節生検を併用した腋窩リンパ節の郭清省略を標準術式としています。薬物療法においても化学療法科と連携し、従来からの薬物療法に加えて新規開発の化学療法剤や内分泌療法剤・抗体療法剤などをエビデンスに基づいて使用することにより、さらなる治療成績の向上を目指しています。一方、進行・再発症例においても個々のがんの生物学的特性や患者さまひとりひとりの状況にあわせた治療法の選択が行われています。
実際の診療においては、当科を中心に他の診療科(化学療法科・病理診断科・産婦人科・腫瘍放射線科・脳神経外科・整形外科・理学療法科・緩和医療科など)、がん相談支援センター、在宅支援室、遺伝相談外来などの多部署との連携によるチーム医療を行っています。またがん診療支援センターの協力のもと、術後患者さまを中心に地域連携パスにより地域の開業の先生方と連携した診療も提供しています。

種々の課題の克服・体制の整備を推進しつつ、乳腺診療に関するガイドラインやエビデンスに基づき、患者さまひとりひとりの状況を考慮に入れた、乳腺疾患のよりよい診断・治療を提供することで地域医療に貢献できるよう努力しています。

専門外来のご案内

当科は原則として予約制となっております。女性医師も診療していますので、「男性の医師ではちょっと…」と思われる女性の患者さまには、女性医師をご指定いただくことも可能です。また乳がん診療における術前後の薬物療法や再発後治療については、化学療法科と定期的なカンファレンスも含めて常に連携を行っており、より質の高い治療を提供しています。
専門外来ではありませんが、セカンド・オピニオンを希望される方につきましては、若干名を完全予約制で吉田医師が担当しています。地域医療連絡室(JUNC)または乳腺科外来にご相談ください。

検査と治療の特色

特殊医療機器

  • デジタルマンモグラフィ撮影装置
  • 乳腺専用超音波診断装置(エラストグラフィ搭載)
  • 乳腺MRI
  • 自動持続吸引式乳腺組織生検装置(マンモトーム)
  • Photo dynamic eye(PDE) … ICG蛍光法によるセンチネルリンパ節生検に使用

医師紹介/実績紹介