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X線撮影(一般撮影)



一般撮影とは

いわゆるレントゲンの撮影です。
当院では、胸部・腹部・骨撮影のほかにマンモグラフィー(乳房撮影)・歯科撮影を行っており、すべてデジタル装置で撮影を行っています。

胸部・腹部の撮影

胸部の写真

肺や心臓に異常が疑われるときや、お腹の調子が悪いときに行われます。異常像(肺炎、結節、ガス像等)の発見や、目的部位の計測(心臓)などを目的としています。
撮影する瞬間に呼吸をしていると写真にブレが生じるため、息を止めていただきます。胸部では息を吸ってから止める、腹部では息を吐いてから止めることがほとんどです。

骨撮影

肩関節の写真

骨やその周辺の描出を目的としています。打撲・捻挫・骨折のほか、神経症状による痛みがある場合にも撮影することがあります。
撮影部位によって、立つ・座る・横になるなど、さまざまな姿勢(体位)になっていただきます。

装置及び撮影室

胸部・腹部・骨撮影の撮影室が5部屋、マンモグラフィーの検査室が1部屋、長尺撮影装置が1台、歯科撮影装置が1台設置してあります。また、撮影はすべてFPD装置で行っています。

FPD(Flat Panel Detector)とは

FPD装置とは写真をデジタルデータとして扱う装置です。一般的なデジタルカメラと類似している点が多くあります。
FPD装置を使用することで、その場ですぐに撮影した写真の確認ができ、コントラストや濃度を変化させることもできます。そのため、より診断に適した写真を現像することができ、待ち時間や撮影時間の短縮にもつながります。

マンモグラフィ

マンモグラフィ検査とは

乳房のエックス線撮影のことをいいます。乳房は柔らかい組織でできているので、乳房専用のエックス線装置を使って撮影します。
マンモグラフィは乳がんをはじめとする乳房に発生した病気のほとんどを見つけることができます。
マンモグラフィ検査はすべて女性技師が担当します。

使用装置

当院では最新式のデジタルマンモグラフィ装置(ホロジック社製SELENIA Dimensions)を使用し、撮影を行っています。従来のマンモグラフィ撮影に加え、3次元的な断層像を作成できる技術(トモシンセシス)を搭載しています。
トモシンセシスとは

圧迫された乳房を短時間に角度を変えて複数の方向から撮影し、収集したデータを再構成して3次元的な断層像を作成できる技術です。
従来の撮影(2D撮影)では、乳腺組織の重なりによって隠れて見えなかった病変も、トモシンセシス(3D撮影)によって詳細に乳腺構造を観察することができ、より見つけ出しやすくなります。

当院に初めて受診される場合、または医師が必要と判断した場合に3D撮影を行います。

撮影方法

上半身裸になっていただき、装置の上に乳房を乗せ、圧迫板という板で乳房を押さえ位置を決めて撮影します。片方の乳房につき、2方向の撮影を行います。1回の圧迫でトモシンセシスも同時に撮影できます。

撮影時間は更衣から撮影終了まで10分~15分程度です。

検査についての注意

  • 撮影部位によっては検査着に着替えていただきます。
  • 金属やプラスチック類は写真に写り、診断の妨げとなります。検査部位によっては検査着に着替えていただくと共に、カイロや磁気治療器等を外していただく場合があります。
  • 更衣時間を除いた検査所要時間は、撮影内容(部位や枚数等)により異なりますが、5~20分程度です。20分以上の時間を要する場合も希にあります。
  • 混雑時には順番どおりではなく、非常に体調のすぐれない患者さんを優先して撮影させていただく場合があります。ご理解・ご協力をお願いいたします。

X線写真に写るもの(例)

ヘアピン、ピアス、ネックレス、眼鏡、入れ歯、湿布、カイロ、磁気治療器、ボタン、厚手のゴム、ファスナー、ベルト、指輪、Tシャツ等のプリント柄(プリントの種類による)


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