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2019年度功労表彰


院内救急対応システム(RRS)コール24時間体制の確立、小児患者におけるRRSコール体制の準備

聖隷浜松病院 急変時の迅速対応部会

院内救急対応システム(RRS:Rapid Response System)は、病院内の急変の発生を未然に防ぎ、コードブルーとなる前に適切な処置を行うための院内システムである。当院では、全国に先駆けて2013年1月からRRSを導入し、コードブルーに至る事例の減少を目標に取り組んでいる。「急変時の迅速対応部会」では、毎月のRRSコール件数を把握し、各事例内容を確認、また適切に対応できていたかどうかを検証している。24時間体制とすることにより、特に夜間帯に勤務する看護師の負担軽減につながっている。

ひまわり褒章受章

聖隷浜松病院 看護部管理室 総看護部長 森本俊子さん

NPO法人ひまわりの会により森本俊子総看護部長が参加団体賞として「ひまわり褒章2019」を受章。受章理由「妊婦検診を助産師外来で実施する体制の構築・母子の継続的支援のため研修会等、地域の母子保健医療に対する質向上への取り組み・地域と連携した周産期からの虐待防止体制の構築等、各種活動に対する功績」
聖隷浜松病院は、総合周産期母子医療センターとして、地域の周産期医療を牽引してきた。その中で森本総看護部長が中心となり、助産師教育並びに地域への教育啓蒙活動を、積極的に実施してきた。それらの功績が認められた。
※ひまわり褒章:母子保健や子育ての分野を中心に、大きな功績のあった個人・団体を毎年表彰。

省エネ事業に関する取り組みについて

聖隷佐倉市民病院 施設課

<省エネに関する取り組みについて>
ESCO事業やLED導入、施設員によるチューニングと運用の見直し、委員会による各職場の省エネ活動が認められ平成31年2月に関東地区電気使用合理化委員会より最優秀賞を受賞した。
さらに関東地区電気使用合理化委員会の推薦があり令和元年度 経済産業局長表彰「エネルギー管理優良事業者等」表彰に選ばれました。

台風15号に際し利用者に迅速に対応

聖隷佐倉市民病院 透析センター

2019年9月9日、千葉県を直撃した台風15号によりライフラインが途絶し、県内多数の医療機関が被災しました。これにより透析事情が逼迫し、多くの透析患者さんが治療困難に陥ることとなりました。幸い当院では透析センターが機能を維持できたことに加え、東日本大震災の際に福島から多くの透析患者を長期にわたり受入れた経験を活かし、迷うことなく他院からの受け入れを早急に開始し、4日間にわたり148名の透析患者さんの”いのちを繋ぐ”ことができました。
また、帰宅困難者や自宅が被災した方に対し宿泊場所や浴室を開放し、職員に対しても宿泊や保育の環境を整えるなど病院全体で被災者に対する対応を速やかに実施しました。
この取り組みにより、当院に対する多くの温かい言葉や労いをいただくことができました。

兵庫県事業「兵庫ケア・アシスタント事業」を通じた、ひきこもり人材のトライアル雇用

淡路栄光園

淡路市では2019年に「ひきこもり支援担当者」を置くなど、ひきこもり状態にある方々の支援に力を注いできた。淡路栄光園も淡路市人権協議会岩屋支部理事として、この方々の生活や困りごとに対し、かねてより協力できることを模索してきた。
2019年、兵庫県より「兵庫ケア・アシスタント事業」の募集に当園が応募し、高校生から中高年3名の方を同年10月よりトライアル雇用。社会参加や就労指導等、様々な支援を実施。1名の就労継続につながり、2名の方も社会参加に向けての機会につながった。

「ケアサポーター」…専門職が専門業務に集中できる仕組みづくり

浜北愛光園 第1・2ケアサービス課

施設で働く職員は、介護等の直接ケア=専門業務のみならず、掃除・洗濯・物品補充等、多くの周辺業務も担っている。しかし、それらの周辺業務に追われ、利用者との直接的関わりが減少しているという課題が認められた。そこで、本来の介護・福祉職の「楽しさ」や「やりがい」が得られるように、地域に住まう高齢者や主婦を「ケアサポーター」として雇用し、それら周辺業務を担っていただくことで、職員が専門業務に集中しやすくなるように業務改善を行った。結果、専門業務と周辺業務の切り分けができ、職員はより多くの時間を利用者との関わりに費やすことができるようになった。あわせて、職員が抱えていた業務負担感の軽減にも繋がった。

訪問看護師による聖隷浜松病院の多職種カンファレンス参加への取り組み

訪問看護ステーション住吉・住吉第二・浅田

聖隷浜松病院での退院支援で「家に帰りたい」と希望されていても、転院・施設入所となるケースが多かった。病院スタッフが在宅生活のイメージがつかず、使えるサービスの内容についての知識不足が要因としてあるのではと考えた。
2016年より聖隷浜松病院の院内多職種カンファレンスに訪問看護師が参加し、在宅療養の実際を伝えながら、一緒に退院調整を実施してきている。最近では、病院スタッフも「家に帰りたい」という意向があれば自宅退院の調整ができるようになってきており、訪問看護への紹介率も上がってきている。
この取り組みは全国でも珍しく、2018年に日本在宅看護学会で発表している。

地域の方々の想いをカタチに~取り戻そう!ホタルの棲む環境~

和合せいれいの里 和合愛光園和合サテライト

和合サテライト付近には湧水池があり、そこから流れる新川が和合サテライトの脇を通っている。その小川には昔から蛍が生息しており、和合サテライトを開設する際、地域の方から「蛍を絶やさないでほしい」という願いがあった。
開設後より地域の方を招いて蛍観賞会を行ってきたが、年々その数は減少傾向にあった。
なんとか蛍の住みやすい環境を整えたいと、2018年に浜松市河川里親制度を申請、和合サテライト職員を中心に地域の方の協力も得て新川の除草作業など河川美化、蛍育成に取り組んだ。その結果、翌年6月の蛍観賞会では多くの蛍が舞う姿を取り戻し、地域の方とともに喜んだ。地域と共に生きる施設として地域貢献を果たす結果となった。

業務仕分けで介護職の専門性向上と高齢者就労の促進

宝塚せいれいの里 ケアサービス課

福祉施設における介護職場は、食事・入浴・排泄介助といった直接介護業務の他、利用者の日常生活にかかわる非介護業務も多く存在し、様々な業務を行っている。介護業務と非介護業務の仕分けを行い、介護補助者を導入することで、介護職の専門性(利用者の変化に気付く等)を向上させると共に、介護常勤職の超勤時間の削減を行った。また、介護補助者の導入にあたっては、宝塚市と協働で、高齢者の就労機会を増やす取り組みとした。

停電時における迅速な食事提供とご入居者の安全確保

油壺エデンの園 食事サービス課

2019年9月に油壺エデンの園に直撃した台風15号の振り返りから、10月の台風19号再来時準備において、停電時(20時45分~翌5時00分)の未明に入居者用朝食(朝食申込者200食および他の園内入居者分250食、合計450食分)を遅滞することなく準備した。調理師5名が停電に備え園内待機し、不測の事態における事前準備がしっかりできたことが大きな要因となった。停電中2時からヘッドライトを頼りに開始し、暗闇で換気の効かない過酷な厨房作業のため、炊飯と味噌汁、煮物一品の最低限の提供となった。動員のかかった職員の協力のもと朝食提供は各居室に配膳することにより、園内のご入居者の安否確認と台風被害状況を把握することに非常に効果的だった。
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