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ご入園、進級 おめでとうございます

園長 冨永 裕美

心待ちにしていた暖かな春の訪れとともに、和合せいれいの里内の桜も咲き始め、鶯の鳴き声が響き始めました。
先日は卒園式を終え、この春23名のくじら組の子どもたちがこども園めぐみを巣立ち新しい世界へ一歩踏み出していきます。規模を縮小して行った卒園式でしたが保護者の皆さんと一緒に子どもたちの成長を感じながらお祝いすることができましたことを心より感謝しています。
そして本日は36名の新入園児を迎え全園児153名で新しい年度が始まりました。この新しい出会いを大切にしていきたいと思います。新入園児そしてその親御さんにとっては、きっと不安な気持ちが大きい事と思いますが、子どもたちが園での生活に少しずつ慣れていってもらえるよう一人ひとりと、丁寧に関わっていきたいと思っています。また、新しいクラスでの生活が始まった在園の子どもたちそして保護者の皆様にとっても、期待と、不安とが入り混じっていることと思います。園が子どもたちにとって安心できる場となり、それぞれの子どもたちがいきいきと生活できるよう見守っていきたいと思います。担任を含め職員皆で子どもたちを見守っていきますので、わからないことや心配なことなどありましたらいつでも声をかけてくださいね。
さて、年度末の期間に園では新年度に向けた準備と並行して、職員は園内での話し合いを重ねてきました。聖隷のこども園・保育園の理念は「キリスト教の精神を基本理念とし、児童福祉法・児童憲章にのっとり、健康で安全・安心な乳幼児の保育・教育を目指します。」です。そして、次のようなメッセージを私たちは掲げています。『子どもたちは今を生きています。私たちは愛を持って子どもたちの豊かな心を育みます。豊かな心は未来を創ります。』というものです。子どもたちは今を生きています。そのひと時ひと時がとても大切です。未来のために今があるのではなく、愛され大切な存在として受け止められる日々を重ねる中で、自己肯定感を育み、豊かな心が育っていきます。そのことが子どもたちの豊かな未来につながっていくと考えているからです。少しでも早く何かがができるようになることが大事なのではなく、今この時を大切に過ごしていくことが未来へとつながっていくのです。子どもたち一人ひとりのあるがままのすがたを受け止め、子どもたちの力を信じて待つことを大切に、子どもたちが主体的に遊びを展開できるよう環境を考え準備し、職員の関わりについても皆で確認し合いました。そしていつも変わることのない神様の大きな愛が注がれているということを子どもたちに伝えていきたいと思っています。そして、保護者の皆さんと共に子どもたちの成長を喜びあっていきたいと思います。子どもたちそして保護者の皆様が安心して園生活をおくることができますよう職員一同、精一杯つとめさせていただきます。この1年どうぞよろしくお願いいたします。
尚、新型コロナウイルスの感染拡大についてはいまだに不安が続いています。保護者の皆様には今まで同様お子さん及び保護者の皆様の毎朝の検温、情報の確認等、引き続きご協力をお願いいたします。また、今後の行事等も状況に応じて検討し変更等もありますので、御理解ご協力をお願いいたします。