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診療科・部門


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CT検査

CTとは

CTとはコンピュータ断層撮影(computed tomography)のことです。
人体の周りを回転してX線をあてながら体内の情報を集め、コンピュータ処理をして横断面(輪切り)像を撮影する検査のことです。短時間(撮影部位にもよりますが約3~10秒)で人体の内部の様子を詳しく評価でき、さまざまな病気の発見につながります。

使用装置

64列マルチスライスCT

128列256スライスCT

当院では、64列のマルチスライスCT装置(Aquilion64:TOSHIBA社製)および128列256スライスCT 装置(Blliriance iCT:PHILIPS社製)の2台が稼働しています。

マルチスライスCTとは

マルチスライスCTとは、X線の検出器を複数用いることで、X線管1回転当たり1枚の画像を得ていた従来のCTに比べて、1回転で多くの断面を撮影できるCT装置です。

短時間で検査が可能
マルチスライスCTのスピードを生かし、胸から骨盤まで5~10秒程度で0.5mmの断面撮影や、心電図同期をさせた心臓の撮影がより短時間で検査可能となり、長時間の息止めが困難な患者様や、小さいお子さまも精度の高い検査を受けていただけるようになりました。

より精密な検査が可能
より薄い断面を撮影し、そのデータをもとにさまざまな断面の表示や、血管や骨、臓器などを立体(3D)表示させることが可能になりました。これにより、より精密な画像を色々な角度から観察することができ、血管造影検査等の代わりになりうる撮影が可能となりました。

低被ばく検査が可能
2011年4月に逐次近似画像再構成法(iDose4)が導入されました。これにより、従来の画質を維持しながら、より低被ばくの検査が可能となりました。

CT検査の流れ

1.検査受付
当院では予約制で検査を行っており、予約時間の10分前までに1階画像診断受付までお越し下さい。

2.更衣
CT検査では検査部位に金属があるとアーチファクトと呼ばれる影が発生し画像に影響を与えます。そのため、検査部位によっては身に着けている金属類を外していただく場合や、お着替えをお願いする場合があります。

3.入室
検査室の準備ができましたら、放射線技師がご案内します。

4.検査準備
検査台に寝ていただきます。検査部位が検査台の中央にくるようにお体の位置を調整させていただきます。また、部位によっては撮影時に息を止めていただく必要があるため、呼吸の練習を行います。

5.検査
検査部位の横断面(輪切り)像を撮影します。検査内容によっては何度も繰り返し撮影する場合があります。
※検査時間は検査部位や内容により異なりますが、約5分~30分程度です。

頭部CT検査

脳腫瘍、脳出血、脳梗塞などの頭蓋内病変や外傷による頭蓋骨骨折などを診断するために行う検査です。息止めは不要で、寝ているだけで検査が行えます。
脳血管病変、脳腫瘍、脳梗塞などの診断のために造影剤を使用する場合があります。

頚部CT検査

咽頭、喉頭、甲状腺、扁桃腺、頚部リンパ節など顔から首の病変を診断するために行う検査です。撮影時にはのどの動きによる写真のぼけを防ぐために「唾をのみこまないでください」という合図があります。
頚部の腫瘍、血管病変、炎症などの診断のために造影剤を使用する場合があります。

胸部CT検査

肺がんや肺炎をはじめとする呼吸器疾患や胸部臓器の腫瘍などを診断するために行う検査です。胸部を最も広く観察するため、また、呼吸による写真のぼけを防ぐために「息を吸って、止めてください」という合図があります。息止め時間は3秒~5秒程度です。
胸部の腫瘍、血管病変、炎症などの診断のために造影剤を使用する場合があります。

腹部CT検査

腹部臓器(肝臓、腎臓、膵臓、胃、大腸など)の腫瘍、炎症などを診断するために行う検査です。腹部を最も広く観察するため、また、呼吸による写真のぼけを防ぐために「息を吸って、吐いて、止めてください」という合図があります。息止め時間は3秒~10秒程度です。
腹部の腫瘍、血管病変、炎症などの診断のために造影剤を使用する場合があります。
腹部臓器の中には食事によって形や大きさが変わってしまうものがあり、診断の妨げになる場合があります。そのため、食事の制限をさせていただく場合があります。食事制限については主治医の指示にしたがうようにお願いします。

四肢CT検査

手足の骨折や腫瘍、血管病変などの診断のために行う検査です。通常、息止めは不要で、寝ているだけで検査が行えます。検査部位がCT装置の中心になるように位置を調整するため、仰向け、うつ伏せ、横向きなど様々な体位をとることがあります。
四肢の腫瘍、血管病変、炎症などの診断のために造影剤を使用する場合があります。

冠動脈(心臓血管)CT検査

狭心症、心筋梗塞など心臓の血管病変の診断のために行う検査です。この検査は心臓の動き(拍動)と呼吸の動きが画像に大きく影響を与えます。心臓の動きに対しては、心電図の情報を撮影と同時に取り込むことで、呼吸の動きに対しては息を止めていただくことでそれぞれ対応しています。「息を吸って、止めてください」という合図に合わせて5秒~10秒程度息を止めていただきます。検査の際には造影剤に加えて原則、血管を拡張する薬と脈拍を遅くする薬を使用します。
撮影したデータから心臓全体や血管、心筋などそれぞれを観察しやすいように何種類もの画像を作成します。

CT Angiography(CT血管撮影)

造影剤を使用して体内の血管病変を診断するために行う検査です。1mm未満の薄い断面像を数百枚~数千枚使用して、血管の走行や狭窄の有無などを立体的(3D表示)に観察することが可能となります。

CT検査を受けられる方へ

食事について
腹部のCT検査など、事前に検査のために食事を摂らないように説明を受けた方は、検査前の食事を摂らないようご協力をお願いいたします。また、食事の制限を受けていない方でも、牛乳やアルコールなどはご遠慮ください。
特に指示のない場合は通常通りに食事をお摂りください。

お薬について
造影CT検査を行う予定の方で、検査時に服用が好ましくない薬があります。普段から服用している薬(特に糖尿病治療薬:ビグアナイド薬)がある場合は、あらかじめ主治医に確認してください。
特に指示のない場合は通常通りに服用してください。

服装について
検査部位によっては、ネックレスなどの貴金属類が検査の妨げになることがあるため、検査当日はなるべく装身具などは身につけず、軽装でお越しください。
また、金具のついた下着や衣服を着用しているときには、検査着に着替えていただく場合があります。

妊娠中の方について
放射線を使用した検査になりますので、妊娠または妊娠の可能性のある方は診察時に主治医に申し出てください。

造影剤を使用される方へ

造影剤とは
造影CT検査は造影剤(ヨード系造影剤)を静脈内に注射しながら検査を行います。この造影剤を使用すると目的臓器の形が明瞭となり、病変の有無や性質、拡がりや血管の走行など、より精密な検査を行うことができます。造影剤は腎機能が正常であれば、投与後24 時間で大部分が腎臓から尿として体外へ排泄され、最終的には体内にはまったく残りません。

副作用について
安全に検査が行われるように努めておりますが、検査中または検査後に下記のような副作用と呼ばれる症状が起きる場合があります。実際に副作用が生じた場合には、その内容と程度に応じて適切な処置を行います。
軽い副作用
(頻度は約3~5%以下)
吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、じん麻疹、発疹、かゆみ、手足のむくみ、発熱、せき など
重い副作用
(頻度は約2万5千人に1人、0.004%)
まれにアナフィラキシー(例えばショックや呼吸困難)と呼ばれる重度の副作用が生じることがあります。
また、極めてまれ(頻度は40万人に1人)ですが、造影剤による副作用で亡くなる方がいることも知られています。

以下の既往がある方は造影剤の副作用が生じる頻度が比較的高く、症状が強く出る可能性もあり、造影検査を行わないことがありますので、必ず主治医に申し出てください。
  • 気管支喘息の既往(特に現在、症状があり治療中)のある方
  • ヨード造影剤やMRI造影剤に過敏症、アレルギーの既往のある方
  • 他の薬剤や食料品などに過敏症、アレルギーの既往のある方
  • 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と診断され、治療前や未治療の方

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