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診療科・部門



一般撮影

X線撮影とは

X線撮影とは、一般的に広く知られているレントゲン撮影のことです。健康診断等の胸のレントゲンも含まれます。当院では、胸部・腹部・骨撮影を行っております。

装置および撮影室

当院では胸部・腹部・骨撮影の撮影室を3部屋設置しております。また、撮影は全てFPD(フラットパネルディテクタ)を使用しております。

【FPD(フラットパネルディテクタ)とは?】
FPDは入力したX線をデジタル信号に変換し、画像化するシステムです。FPDが曝射されたX線を直接画像に変換するため、X線を曝射後1秒程で撮影した画像が表示され、連続使用が可能です。その場ですぐに撮影した写真の確認ができ、コントラストや濃度も変化させることができます。従来の撮影では一回ごとにカセッテを交換する必要があったため、その都度体位変換などで疼痛を伴っていましたが、FPDはそのまま繰り返し撮影を行えるため、撮影時の苦痛の低減にもつながります。また、従来のCR装置に比べ被ばくも低減することができるようになりました。FPDの導入により、より診断に適した写真を提供することができ、待ち時間・撮影時間の短縮、被ばくの低減にもつながります。

X線撮影検査の流れ

検査室にご案内をし、担当者が撮影部位や着衣の状況により更衣について説明をさせて頂きます。着替えはお持ちにならなくても検査着を御用意してあります。サイズも種類がございますのでお気軽に担当者にお申し付けください。また検査着はすべてクリーニング済の物を使用しておりますのでご安心ください。
撮影時、より正確な画像を撮影するためにお体に触れることがございますので、ご理解とご協力をお願い致します。

胸部・腹部撮影

肺や心臓に異常が疑われるときや、お腹の調子が悪いときに行われます。異常像(肺炎、結節、ガス像等)の発見や、目的部位の計測(心臓)などを目的としています。また、撮影する瞬間に呼吸をしていると写真にブレが生じるため、息を止めていただくことになりますのでご協力をお願いいたします。一般的に胸部では息を吸ってから止め、腹部では息を吐いてから止めていただきます。

胸部の写真

腹部の写真

骨撮影

骨やその周辺の描出を目的とした撮影です。打撲・捻挫・骨折のほかに神経症状による痛みがある場合にも撮影することがあります。撮影時には目的とする部位により立ったり、座ったり、横になったりとさまざまな姿勢(体位)になっていただきます。これはより正確な撮影をするために必要なことですので、ご協力をお願いいたします。また、撮影部位によっては息を止めていただくこともあります。

頸椎の写真

肩関節の写真

膝関節の写真

股関節の写真

ポータブル撮影

ポータブル撮影は、重症な患者様や手術直後の患者様、感染症の患者様などX線撮影室への移動が困難な場合に、回診用X線撮影装置(ポ―タブル装置)を使用しX線撮影を行うことです。
ここで気になる被ばくですが、大部屋のベッド上におられる患者様の撮影時、周囲の方は2メートルの距離をおけば問題ないと実証されています。そのため無理にお部屋から出ていただく必要はありませんが、お見舞いに来られている方には撮影時の退室をお願いしておりますのでご理解とご協力をお願いいたします。

使用装置

動態撮影

動態撮影とは

一般的に広く知られている胸部X線撮影(胸部レントゲン撮影)は静止画です。
対して動態撮影は、胸部を動画で撮影します。

画像を選択すると動画が再生されます

動態撮影でわかること

撮影した動画をもとに画像解析を行うことで、多くの情報を得ることができます。 

解析例1)深呼吸や息止めをしているときの肺野内の様子を動画で観察できます。
※画像を選択すると動画が再生されます。

動態撮影でわかること 解析例1-1

動態撮影でわかること 解析例1-2

解析例2)深呼吸時の肺換気能、息止めをしているときの肺血流の様子を動画で観察できます。
※画像を選択すると動画が再生されます。

動態撮影でわかること 解析例2-1

動態撮影でわかること 解析例2-2

解析例3)血管影や気管、横隔膜の動きを動画で観察することで呼吸機能等の評価ができます。
※画像を選択すると動画が再生されます。

動態撮影でわかること 解析例3-1

動態撮影でわかること 解析例3-2

動態撮影 使用装置について

通常の胸腹部・骨撮影等を行う際に使用しているX線撮影装置を用いて、動態撮影を行っています。
当院には、動態撮影を行うことができる装置が1台設置されています。(レントゲン3番撮影室)

動態撮影 検査方法について

まず、通常の胸部X線撮影(胸部レントゲン撮影)を行います。
次に動態撮影を行います。
立位で体が大きく動かないように腰のあたりをベルトで固定して撮影します。

腰のあたりをベルトで固定

撮影方法は2つです。

まずは “息をゆっくり吸って~吐いて~” と深呼吸を繰り返している様子を動画で撮影します(肺換気撮影)。

肺換気撮影
画像を選択すると動画が再生されます

次に “大きく息を吸って止めて(約7秒間)” 息止めをしている様子を動画で撮影します(肺血流撮影)。

肺血流撮影
画像を選択すると動画が再生されます

以上、3つの撮影を行い検査終了です。

検査を受けられる方へ

・金属やプラスチック類等は、写ってしまうため撮影時にはずしていただく場合があります。
・撮影中の体動は解析結果に影響する場合もございますのでご注意ください。
・患者様の理解とご協力が必要な検査です。不明な点がございましたらお声かけ下さい。
・検査時間は約15分です。
 (検査の説明や深呼吸の練習などを充分に行った後に撮影を行いますので、15分以上かかる場合もあります)

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