新しい骨密度測定装置のご紹介
新しい骨密度測定装置を紹介します!
昨年10月に骨密度測定装置が新しくなりました。今回は新しくなった骨密度測定装置についてご紹介させていただきます。
まず、骨密度検査についてお話します。
骨密度検査では、ベッドに仰向けに寝た状態で比較的に弱いX線を当てながら骨蜜度を測定していきます。腰椎と大腿骨の測定で着替え等も含めて検査時間は約10分です。骨粗鬆症の診断には必要な検査です。
次に新しくなった装置についてご紹介します。前の装置と大きく変わったところが二つあります。
検査時間の短縮
検査時間が大幅に減少されました。前の装置では約15~20分程検査に時間がかかっていたものが今回の装置では測定時間が約5分~10分と短縮されました。
TBS(骨質)が測定できるようになった
骨の強さというのは骨密度だけではなく骨密度と骨質が大きく関係しています。
骨の強さ = 骨密度 + 骨質
この骨密度と骨質のどちらかもしくは両方が低下することで骨の強さが弱くなる、脆くなる状態を骨粗鬆症と呼びます。その骨質を測定できるのがTBSと呼ばれる最新技術になります。今回新しくなった装置では骨密度と骨質の両方を測定できるようになりました。皆様この機会に骨密度検査を受け、ご自身の骨の状態を知ってみてはいかがでしょうか。
当院の新しい骨密度装置