道寸祭り&笠懸(かさがけ)

道寸祭り&笠懸(かさがけ)

道寸祭り&笠懸(かさがけ)

油壺

三浦の伝統行事を見に行ってきました!

去る5月19日(日)に油壺エデンの園近隣の荒井浜海岸で三浦の伝統行事、道寸祭りが行われていました。

道寸祭りとは、鎌倉時代から室町時代、約450年にわたって三浦半島で栄えた三浦一族を偲ぶ鎮魂祭です。
「笠懸」と「流鏑馬(やぶさめ)」の 違いは?というと、 どちらも武者姿の射手が疾走する馬上から的を射抜く騎射ですが、神事の要素が強い「流鏑馬」と比べると、「笠懸」はより実戦的な武芸だそう。

(参考)
笠懸とは(大日本弓馬会様HPより)
笠懸
「流鏑馬」が一方向に馬を走らせ、左側真横に置かれた3つの的を射るのに対し、
「笠懸」は馬場を往復しながら的を射ます。
往路の的は両端を竹矢来で囲まれており、的を狙う機会は人馬と的が直角に位置する一瞬にしかありません。
また、復路の小笠懸は小ぶりの板で、馬の左右足元に近くに置かれた的を射るという大変高度な技術が要求されます。

装束をまとい、馬上から弓を射る姿は、正に圧巻でした。当日は2千人を超える来場者の中に、ご入居者もチラホラ。当時に思いを馳せ、三浦の歴史に触れられた貴重な体験でした。