想い出カンファレンス

想い出カンファレンス

想い出カンファレンス

横浜エデンの園では、ご入居者様が終末期を迎えると看取り介護を行います。そして、そのご入居者様が亡くなられた後に、様々な職種のスタッフが集まり、「想い出カンファレンス」を実施しております。

「想い出カンファレンス」は、職員同士で意見を共有し、看取りケアの内容を振り返り、今後のより良いケアにつなげていく為に、とても貴重な時間となっております。

親しい人が亡くなることはご家族様・ご遺族様だけが経験するものではなく、終末期に携わる医療職、介護福祉職も同じことが言えます。「これでよかったのか」「もっと何か出来たのではないか」などと苦悩することもあります。
そこで看取りケアでは、最期までその人らしく生きることを支える尊いケアであることを、看取りにかかわったチームメンバーで共有するための話し合いの場が持たれています。

想い出カンファレンスでは、
・自分が考えていなかった他者の意見を聞くことで考えを深めることが出来る。
・経験年数の浅い職員でも、ベテラン職員の意見をきくことができるため、貴重な経験となる。
・これにより、同じ問題に直面した際に、問題を回避出来たりケアの質を高めたりすることが出来る。
・また、精神的なストレスを負うご家族様、職員の気持ちを話す行為で軽減させる効果もあり、精神的ケアも重要な目的です。

看取りケアは1人ひとり多様です。次への学びの機会として、ご入居者様やご家族様から学んだ貴重な体験を今後につなげていく事が大切となります。