UKEblog(No.40):食べることは生きること
UKEblog(No.40):食べることは生きること
梅雨が消えました!そして暑い。暑すぎます。そんな時には涼しい室内で美味しいものを食してゆっくりと過ごしたいですね。
私は美味しいものが大好きです。(みんなそうだと思いますが笑)なので、テレビの情報番組やSNSなどで常にアンテナを張って気になるお店があった場合には必ず「行ってみたいリスト」に追加します。そして隙あらば行ってみます。気づけばこれが私のライフワークのひとつになっておりました笑。自分の「お気に入りのお店」を見つけたときにはとても嬉しく大きな喜びを感じるのです。
近年、チェーン店などの飲食店ではタブレット注文が当たり前になりつつあります。人手不足の世の中においては大きな業務効率化のひとつだと思います。しかしこれは単なる業務効率化ではなく、心理的な抑制要因を取り除き顧客が望む内容をそのまま実現する環境を整備しているのだと言います。「スタッフを介さずに自由な注文ができる仕組みは、顧客にとってストレスのない食体験を提供し、注文の自由度を飛躍的に高めている」とのこと。ハンブルク大学の研究では、「セルフオーダー端末では注文単価が14~16%上昇する傾向があり、さらにはスタッフへの注文に比べて砂糖が32%・トランス脂肪酸が42%増えるとの分析がされている」とのこと。つまり、「周囲の目を気にせず、自分の欲求に忠実な選択がしやすい」ということらしいです。また大手牛丼チェーン店では、「注文履歴をもとに曜日別、時間帯別の売れ筋商品を把握し、食材の仕入れやシフト管理に活用しており、タブレット注文は、顧客の注文体験を刷新し、収益面でも貢献している」という。
なんと素晴らしいシステムなのでしょう!人口減少時代、タブレット注文やロボット配膳、セルフレジ、全てにおいて無人化されたレストランは今後のスタンダードになっていくのでしょう。
去る6月14日、21日、28日に第12回「宝塚バル」が開催されました。「宝塚バル」は阪急宝塚駅を中心に、南は仁川駅、東は雲雀丘花屋敷駅まで、周辺の飲食店が参加し、各店お手軽価格で楽しめる「バルメニュー」を楽しむことができる、また新たなお店を発見することができるバルイベントです。2011年の第1回目は小林と逆瀬川のエリアだけで「小川バル」という名前で始まったようですが、今では何十倍の規模で開催され沢山のグルメたちが街中を闊歩してお店も大賑わいしていて、とっても楽しいイベントです。基本的に参加店舗にセルフオーダー端末や配膳ロボット、セルフレジなどはありません。しかしそこには店主やスタッフとの何気ない会話や笑顔が確かにあります。「食べる」ことだけでない飲食店における本質的なサービスがここにはあるのです。宝塚バルでまた私の「お気に入りのお店」が増えたとさ。