UKEblog(No.43):空気感

UKEblog(No.43):空気感

UKEblog(No.43):空気感

日本で初の女性総理大臣が誕生しました。メディアなどでは連日のように報道されていますが、これは高市さんが女性であることとはあまり関係がないように思います。党利党略や官僚依存、進まない物価高対策などの政治に対して、明るい未来が見通せない閉塞感を打破してくれるのでは!と時代が求めた結果、高市さんが選ばれたのではないでしょうか。長く続いた「どうせ変わらない」という諦めの境地から離脱していくような空気感を感じます。
「空気感」というのは、人の表情や感情や行動が与える雰囲気であり、それは人が創り出すものです。つまり意識の向け方次第で良くも悪くもなり得るものであり、良くしていきたいと思う気持ちや行動により「良い空気感」が醸成されるのだと思います。
「空気感」は、組織にとってもとても大切なもので、「良い空気感」がある組織、職場には前向きで明るい安心感が生まれます。逆に言えば組織にとって「良い空気感」がなければ良い組織にはなり得えません。だからこそ、この「空気感」を良い方向に導けるかどうかが鍵となるのだと信じています。そのためにはやはりフェースtoフェースで対話を通じて「良い空気」を育んでいくことが必要だと感じています。これからも、たくさん対話を増やして、明るく前向きな組織をつくっていきたいと思います!

先日、舞台「ヴォイツェック」(ドイツで19世紀を代表する未完の戯曲、冷戦下のベルリンを舞台にした物語で日本で初めて上演)を観に行きました。「愛とは何か」そんな深いテーマで、いろいろ考えさせられる強烈な印象が残る作品で、森田剛さん(元V6)と井原六花さんの秀逸で圧倒的な演技に引き込まれました。(森田剛さんはかっこよかったし、井原六花さんは綺麗でした~)生身の人間が目の前で演じる舞台は臨場感が最高で、頭も感情も刺激されて心が強く動かされました。やっぱりいいですね、舞台って。

舞台「ヴォイツェック」

舞台「ヴォイツェック」