ご入居者インタビュー 祝!100歳はじめてのハンバーガー
祝!100歳はじめてのハンバーガー
松山エデンの園の介護居室でお暮しのご入居者が100歳のお誕生日を迎えられました。
イベントの様子を動画でご覧ください。
「一度でいいから食べてみたい」と言ったことから企画がスタート!!
松山エデンの園に昭和63年に入居し、今月100歳(大正11年2月11日生まれ)を迎えたご入居者が、新聞の折込広告で見つけたモスバーガーを「一度でいいから食べてみたい」と言ったことから企画が始まりました。
ご入居者は一般的な食事はとられているものの、ハンバーガーは大きく、嚥下(※1)などを考えると食べづらいのではないか、どうすれば安全に食べていただけるかなどを介護職員が中心となり検討を重ねました。また、株式会社モスフードサービスさんにも連絡をさせていただき、ご厚意で食べやすい「半分カット」をしていただけることになりました。
ハンバーガーを半分カットし、ご入居者はこぼすことなく、食べやすくなるので楽しんで食べていただけるとホッとしましたが、当日は、「半分カット」したハンバーガーを食べることなく、職員が見守る中カットしていないハンバーガーを「美味しい、美味しい」と言いながら完食されました。
(※1)嚥下(えんげ)とは、口の中で咀しゃくした食事を飲みこみやすい大きさに取りまとめ喉の奥へ飲みこみ、食道から胃へ送り込むことを嚥下といいます。
誕生日会を終えて…
企画を実現し、ご入居者の笑顔が見られ、幸せな気持ちになりました。今後もご入居者の気持ちに寄り添い笑顔が見られるような企画やケアを頑張りたいと改めて思いました。
コロナ禍で孤食が増えている中、エデンの園では感染対策を徹底したうえで、集まって食べていただいております。
集まって食事をすることで人と人とのつながりを感じることができるからです。行動が制限される中でも、楽しんでいただけるように、お正月やひな祭りなど、季節ごとのメニューや飾りつけを工夫し、いつまでも「食べる」楽しみとワクワクを感じられる環境づくりも行っております。
松山フライブルク通り店の皆様から、動画での誕生日メッセージと誕生日カードをいただきました。