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理学療法

理学療法は、病気や怪我・高齢・何らかの障害などによって運動機能が低下した方に対し、運動機能の改善・維持・予防を目的に、運動または温熱・電気などを用いて治療を行います。具体的には、関節可動域練習・筋力練習・歩行などの日常生活動作練習を中心に行い、自立した生活が送れるように支援していきます。


運動療法

筋力練習

高齢な方でも乗り降りしやすく、簡便な筋力測定ができ、また筋力トレーニングが可能な機器を配置しています。回数や負荷量も高齢者に見やすい表示であり、当院では廃用症候群の予防・改善や運動器疾患の筋力強化練習に使用しています。
また、不安定板やバランスボールといった体幹強化やバランス機能向上に効果のあるものや、セラバンド・重錘・ストレッチポールなどといった備品もあり、幅広い年齢層の方の筋力強化に対応できる設備が整っています。

歩行練習

移動方法としての歩行は、人間にとって大切な日常生活動作のひとつです。「トイレまで歩く」「買い物に歩いていく」「気分転換に散歩をする」など日常生活を行う上で基本的な動作であり重要なものといえます。歩行を再獲得するために、患者さん個々の身体の状態や生活環境合わせた歩行練習を行っています。
当院には免荷式歩行器があります。リフト機能で身体を吊り上げ、下肢にかかる負担を体重の0~40%免荷することができます。ハーネスを装着し身体をしっかり支えるため、バランスを崩しても転倒のリスクが非常に低く安全に自然な歩行訓練が実施できます。
またトレッドミルを使用した歩行練習や、当院の広大な敷地を利用した屋外歩行練習も実施しております。

必要に応じて、公共交通機関を利用できるか確認するためにバス訓練を実施や、自宅での移動手段を再獲得するための自宅での動作確認も行っています。

装具による治療

病気やケガなどにより手や足、腰や首など身体に、痛み・損傷・麻痺などが生じたときに、治療や症状の軽減を目的として使用します。また、治療、リハビリ、日常生活の補助などで使用するものや、予防や矯正を目的とするものもあります。

物理療法

理学療法では歩行や筋力強化運動・ストレッチなどの体を動かす「運動療法」と、熱・水・光・電気刺激などの物理的なエネルギーを利用して行う治療の「物理療法」があります。物理療法の中には、温熱療法・寒冷療法・干渉波療法・超音波療法・牽引療法・水治療法等があります。物理療法機器によって、疼痛の緩和やリラクセーション・筋肉などの軟部組織の柔軟性の改善・血流の改善・骨癒合の促進等の様々な効果があります。当院には以下の機器があり、運動療法と併用しながら実施しています。