グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ

  1. 聖隷浜松病院トップ
  2.  >  病院ブログ
  3.  >  受賞報告(腎臓内科 荒川 真裕美医師)

受賞報告(腎臓内科 荒川 真裕美医師)


2022年11月28日

このたび、腎臓内科 荒川 真裕美医師が第248回日本内科学会東海地方会で「半月体形成を伴う感染関連腎炎に対してステロイド治療が奏効した一例」について発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。
荒川先生に受賞のコメントをうかがいました。

「この度、第248回日本内科学会東海地方会で優秀演題賞をいただきました。
感染関連糸球体腎炎はその名の通り感染を契機として発症するとされ、その治療方法についてはまだまだスタンダードと言えるものがないのが現状です。一般的な急性腎炎の管理は血圧管理や安静などの対症療法であり、ステロイドの使用は推奨はされておらず、感染コントロールの状況と天秤にかけて検討が必要となります。今回はそのような感染関連糸球体腎炎に対してステロイドが奏効した症例についての報告でした。小児での腎予後と比較し成人の場合は末期腎不全や透析となってしまう例も増えることが知られており、特に今回の患者さんは若年でありましたので、ステロイドを含む免疫抑制療法が奏効したのは喜ばしいことだと考えます。
最後に、発表に際しまして、ご指導、ご協力いただきました先生方、スタッフの方々に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。」

PAGETOP