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受賞報告(放射線部:齋藤 龍典さん)


2024年5月1日
このたび、放射線部:齋藤 龍典さんがRadiological Physics and Technology(RPT)誌への投稿で「Development of a new coordinate calibration phantom for a light-section-based optical surface monitoring system」について発表し、日本放射線技術学会 研修奨励賞 技術新人賞 治療分野を受賞しました。

コメント

栗田 仁一技師長(左)と齋藤 龍典さん(右)

放射線部 齋藤 龍典さん
私は2018年からSGRT(体表面画像誘導放射線治療)に関する研究に携わっています。SGRTは身体の表面形状を専用の機械を用いて取得し、位置照合・呼吸管理・体動監視を行う技術です。X線を使った機器と比べてリアルタイムに情報が得られて被ばくが無いので放射線治療において注目されています。当院では、以前からSGRT機器(VOXELAN)を導入しており、乳房照射や呼吸停止照射で活用して治療の精度向上に役立ててきました。
これまで様々な学会や講演会で発表してきましたが、更なるステップアップとして英語論文へ挑戦する機会をいただき、その論文が今回の受賞となりました。
論文投稿を進める中で大変お世話になりました、野末先生・藤田医科大学 林直樹教授・栗田技師長・放射線治療部門の皆様に厚く御礼申し上げます。
最近は国内ガイドライン作成に携わる全国規模の研究班にも参加させていただいておりますので、今後も患者さんへより良い治療が提供できるよう研究活動に取り組んでいきたいと考えています。

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