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新興感染症訓練を実施


2024年8月6日

全身防護服の着衣訓練後

8月2日(金)、新興感染症の発生に備えた訓練を実施しました。
訓練は感染管理室の主催で行われ、医師や看護師、医療技術や事務スタッフなど多職種が参加しました。

新興感染症とは、“新たに認知された人々の健康に影響を与える感染症”のことを指します。
訓練を通じて、平時のうちから新興感染症の特性を踏まえた対応方法の確認や人材育成を進めておくことにより、感染拡大時の機動的な対応や医療提供体制の確保などといった、感染症対応能力の強化が期待できます。
今回は鳥インフルエンザの変異株を想定し、2部制で行われました。
1部では陽性患者の受入れからから会計にいたるまでの発熱外来の流れを確認し、2部では全身防護具の着脱までの一連の動作を確認するとともに、外来から病棟への搬送訓練を行いました。

着用した防護具の一種に、バーサフローという電動ファン付き呼吸用保護具があり、ゴーグルとN-95マスクを着用する場合に比べて作業中の不快感が減り快適な作業環境をサポートしてくれます。台数に限りがあるため、今回は一部の参加者のみ着用しました。

今後も新たな感染症の発生に備えた実践的な訓練に取り組み、感染症対応能力の強化に努めてまいります。

発熱外来から感染症病床への搬送訓練

薬局ブースで運用を確認している様子


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