大規模災害に備え 「トリアージ訓練」を実施
2024年12月16日
11月30日(土)、「近く発生が予想されている南海トラフ地震に対応できる」という目的のもと、トリアージ訓練を実施しました。医師や看護師、医療技術職や事務職など職員80名が、トリアージ※1・クロノロ※2・トランシーバーの使用方法の講義後、実際の訓練に臨みました。
今回は、雨天時に大きな揺れが発生し水道・電気・ガスなどのライフラインが寸断、火災も発生し、多数の傷病者も発生しているという想定。トリアージエリアの設置から傷病者の搬送対応までの一連の動きを、情報共有を密にしながら慎重に確認しました。
今回は、雨天時に大きな揺れが発生し水道・電気・ガスなどのライフラインが寸断、火災も発生し、多数の傷病者も発生しているという想定。トリアージエリアの設置から傷病者の搬送対応までの一連の動きを、情報共有を密にしながら慎重に確認しました。
また、トリアージエリアではリーダーが中心となり、緊急度と重症度の判断や救命処置を行ったほか、模擬患者役の職員らは、各々の傷病状態にあわせた処置や搬送訓練を体験しました。
訓練中にご入院・ご来院されていた皆さん、ご理解・ご協力いただきありがとうございました。
今後も、大規模災害の発生に備えた実践的な訓練に取り組み、有事に備えて繰り返し訓練を行っていきます。
訓練中にご入院・ご来院されていた皆さん、ご理解・ご協力いただきありがとうございました。
今後も、大規模災害の発生に備えた実践的な訓練に取り組み、有事に備えて繰り返し訓練を行っていきます。
- 本訓練の様子は、中日新聞(2024年12月1日)でも取り上げられました。
※1 トリアージ・・・「選別」を意味するフランス語に由来する。限られた人的・物的資源のなかで最大多数の傷病者に最善を尽くすために、緊急度・重症度及び予後を考慮して傷病者に優先順位をつけること。傷病者には、最優先治療群(赤:重症群)・待機的治療群(黄:中等症群)・保留群(緑:軽症群)・死亡群(黒)の4段階の分類に従ってトリアージタッグが付けられ、必要な処置・治療・搬送が行われる。
※2 クロノロ・・・災害時緊急時の状況や活動内容を時系列に沿って記録・整理した情報・手法
※2 クロノロ・・・災害時緊急時の状況や活動内容を時系列に沿って記録・整理した情報・手法