救急IVRセンター
IVR(画像下治療)を用いて、24時間安全で低侵襲の治療を提供いたします
救急IVRセンター長:大熊 正剛
救急IVRセンターでは、2人のIVR専門医を含む多くの他職種とともに、時間を問わずIVRによる治療を行っています。担当各科と協同で、安全に確実な治療を提供できるよう務めています。
また他院からの緊急でIVR治療が必要な患者さんの転院にも対応しております。該当診療科宛にご紹介ください。
また他院からの緊急でIVR治療が必要な患者さんの転院にも対応しております。該当診療科宛にご紹介ください。
■ 当院でIVR研修を希望する専攻医を募集しています。新たに救急IVR専門医制度が施行され、様々な形での研修方法が可能です。 例1)放射線科に所属し、放射線科研修の一環としてIVR研修を行う 例2)救急科に所属し、サブスペシャリティとしてIVR研修を行う。救急IVR専門医の取得も可能です。(IVRと救急科業務との割合は応相談) 例3)その他、ご希望があれば相談受け付けます。 ■ 一緒に当院のIVRを支えてくれる常勤医も募集しています。 |
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特色ある診療
IVR(インターベンショナル・ラジオロジー)とは?
IVRとは、「画像を使って体の中を見ながら行う低侵襲な治療」のことです。正式には「インターベンショナル・ラジオロジー(画像下治療)」と呼ばれます。
X線、CT、超音波などの画像装置を使いながら、皮膚を大きく切らずに、細い管(カテーテル)や針などを使って体内の病気を治療します。
X線、CT、超音波などの画像装置を使いながら、皮膚を大きく切らずに、細い管(カテーテル)や針などを使って体内の病気を治療します。
IVRでできること
- 出血を止める治療
事故や手術後の出血を止めるために、血管の中にカテーテルを入れて、必要な部分を塞ぎます。 - がんや腫瘍への治療
肝臓がんなどの腫瘍に、血管を通して直接薬を届けたり、焼いたりして治療します。 - 膿(うみ)や体液の排出
お腹の中や肺などにたまった膿や水を、皮膚から針を刺して体の外に出すことができます。 - 血管の詰まりを治す
動脈が詰まった場合に、カテーテルで広げて血流を改善する治療もあります。
IVRのメリット
- 傷が小さく、体への負担が少ない
- 入院期間が短くて済むことが多い
- 高齢の方や全身麻酔が難しい方でも受けられる可能性がある
学会認定
- 放射線科専門医総合修練機関
- IVR専門医修練認定施設
- 日本専門医機構・日本救急医学会聖隷浜松病院救急科専門研修プログラム認定