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頭頸部・眼窩顎顔面治療センター(略称:頭頸部センター)


多数の科の連携よる、多角的かつ専門的な治療をひとりひとりの患者さんに提供します。


センター長:岡村 純

当センターでは頭頸部領域全体を耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、眼形成眼窩外科が科の垣根をなくし合同で頭頸部領域疾患の治療にあたっております。特に頭頸部がん治療においては、形成外科、リハビリ科、腫瘍放射線科、緩和医療科のみならず、看護師、薬剤師、栄養士含めた多くのメディカルスタッフが積極的に治療に参加することで治療全体を通して副作用の軽減、治療成績の向上や治療後の生活の質(QOS: クオリティ オブ サバイバル)の向上を目指しております。

特色ある診療

以下のような治療を行っています。様々な科が協力し合って治療にあたります。

頭頸部がんの治療

頭頸部がんとは首から上にできる癌の総称です。ただし、脳・眼球は含みません。
顔面や鼻、のどにできる癌ですので、治療に際しては整容面や機能面にも配慮が必要です。
手術や放射線治療、抗がん剤治療などを組み合わせて治療します。
進行癌に対しては、癌の切除のために欠損した部分を補うために、体の一部を移植する再建手術を行うこともあります。多職種の連携が特に必要な手術です。

顔面骨折の治療

目の周り・口のまわりの骨折は、目の動きや咬み合わせなどに影響を及ぼす可能性があります。必要な場合は手術を行います。

主な対象疾患

がんを含む頭頸部腫瘍や、顔面外傷、先天的な顔面奇型などの病気のうち、境界領域、例えば眼窩、上・下顎、顔面領域にまで及ぶ疾患、切除手術により筋皮弁、遊離皮弁などで再建手術が必要となる疾患などが対象になります。
具体的には、口腔がん、鼻副鼻腔がん、中咽頭がん、下咽頭がん、眼窩腫瘍、涙道疾患、広い範囲に及ぶ顔面骨骨折、顔面奇形など、一般施設では治療が難しいとされている疾患です。
主な対象疾患 診療内容
頭頸部悪性腫瘍 口腔癌、鼻副鼻腔癌、上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌、喉頭癌、唾液腺癌、甲状腺癌など
顔面骨折 眼窩骨折、鼻骨骨折、顔面骨骨折など
その他

医師紹介/実績紹介

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