大腸肛門科・大腸骨盤臓器外科
大腸がん治療の向上を目指して
大腸肛門科部長:小林 靖幸
大腸骨盤臓器外科部長:浜野 孝
当科では、大腸がんをはじめ炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)などの診断、治療、緩和医療を中心に診療を行っています。また、イボ痔・切れ痔などの肛門疾患も扱っています。
大腸・直腸がんにおいて早期がん・進行がんを問わず積極的に腹腔鏡下手術を導入し、現在80%以上を腹腔鏡下手術で行うとともに、手術の質や安全性をさらに高めるために「ダビンチ」も使用しています。切除不能な場合であっても患者さんのQOL(生活の質)を損なわない治療、終末期における緩和医療にも真剣に取り組んでいます。また、2022年8月から、結腸がんにおいても「ダビンチ」を導入しました。
今後も患者さんそれぞれの症状に合わせた最適な治療を提供していきます。
大腸・直腸がんにおいて早期がん・進行がんを問わず積極的に腹腔鏡下手術を導入し、現在80%以上を腹腔鏡下手術で行うとともに、手術の質や安全性をさらに高めるために「ダビンチ」も使用しています。切除不能な場合であっても患者さんのQOL(生活の質)を損なわない治療、終末期における緩和医療にも真剣に取り組んでいます。また、2022年8月から、結腸がんにおいても「ダビンチ」を導入しました。
今後も患者さんそれぞれの症状に合わせた最適な治療を提供していきます。
特色ある診療
直腸がん・結腸がんロボット支援下手術
©インテュイティブサージカル合同会社
2019年11月より直腸がんに対してロボット支援手術「ダビンチ」を導入、2020年4月より保険診療可能となり現在まで170例以上施行しました。
また、2022年8月より結腸がんに対しても「ダビンチ」を導入し、現在まで60例以上施行しました。
手術器具の操作性、視野の安定性、3D画像での拡大視効果などから腹腔鏡手術よりもさらに精密な手術が可能であり、今後も積極的に進めていきます。
また、2022年8月より結腸がんに対しても「ダビンチ」を導入し、現在まで60例以上施行しました。
手術器具の操作性、視野の安定性、3D画像での拡大視効果などから腹腔鏡手術よりもさらに精密な手術が可能であり、今後も積極的に進めていきます。
主な対象疾患
主な対象疾患 | 診療内容 |
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大腸・直腸がん | 大腸がんは、がんを完全に切除できれば完治する可能性が高いため、たとえ転移があっても化学療法や放射線療法なども組み合わせながら積極的に手術を行います。当科での大腸がん手術は、80~90%が腹腔鏡手術です。 また、大腸がんのひとつである直腸がんに対しては「ダビンチ」を用いたロボット支援手術を第一選択としています。ロボット支援手術は、患者さんのからだにかかる負担を少ない腹腔鏡手術の精度をさらに上げ、より正確な手術が可能です。 |
肛門疾患 | クリニカルパスを導入し、約1週間以内で退院できます。 |
専門外来
看護スキンケア外来
人工肛門を造設した患者さんが対象の外来です。
当院には皮膚・排泄ケア認定看護師が在籍し、人工肛門のある患者さんへの直接的なケアと看護師指導を行っています。
当院には皮膚・排泄ケア認定看護師が在籍し、人工肛門のある患者さんへの直接的なケアと看護師指導を行っています。
Webマガジン
Webマガジン「白いまど」 | 2019年12月号「がんに克つ!16 大腸がん/大腸肛門科」 |
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2022年12月号「がんに克つ!26 結腸がん/大腸肛門科」 |