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リプロダクションセンター(生殖・機能医学科/総合性治療科)


※2022年4月から、不妊治療が保険適用になりました。
2022年4月から開始された不妊治療の保険適用に伴い、リプロダクションセンターにおける不妊治療でも保険診療を行っています。体外受精などの基本治療は全て保険適用されます。

※現在、患者数の増加により外来診療の予約が大変取りにくい状況が続いております。
当面の措置として2022年10月より、初診の予約を制限させていただいています。

総合病院としての特色を生かし、生殖と性をサポートします


リプロダクションセンター長・総合性治療科部長:今井 伸

当センターは総合病院としての特色を生かし、将来の妊娠が心配な方の相談から手術や高度生殖医療まで専門的な見地から幅広くサポートします。
新しい家族を迎えることは何にも代えがたい喜びです。わたしたちは皆さんの新しい家族づくりと将来よりよい妊娠を迎えられる準備をお手伝いします。
一般不妊治療では人工授精を中心に、妊娠するチャンスを増やすことを目指します。さらに高度生殖医療では体外受精、顕微授精、凍結融解胚移植を軸とした治療を、手術治療では子宮内膜症や子宮筋腫に対して妊娠しやすい環境をめざした専門性の高い治療を提供します。
また、男女の不妊治療に加え、若年がん患者さんの生殖機能温存、性機能障害、性同一性障害、男性更年期障害も当センターで診察いたします。

関連診療科

生殖・機能医学科 総合性治療科

特色ある診療

夫婦二人で治療する外来

妊娠とは、良い精子と良い卵子があって初めて成立します。したがって「なかなか子どもができない」場合、夫婦が同時に一緒に検査、治療するのが理想です。ところが、夫婦揃って治療できる施設は、残念ながら日本にはまだ少ないのが現状です。
当院でも産婦人科と泌尿器科で別々に診療してきましたが、2019年に開設したリプロダクションセンターで、同一フロア内の「夫婦二人で治療する外来」を実現することができました。

生殖外科

妊娠をめざす女性にとって、手術がとても有効な治療になることがあります。わたしたちは総合病院で行う生殖医療として、クリニックでは実施が難しい手術療法を治療の選択肢に組み込み、総合的な妊娠しやすい環境づくりをめざしています。

生殖機能温存

小児・AYA世代のがん患者さんが、がん治療前に生殖機能温存を希望される場合、男性は精子凍結を、女性は状況に応じて胚(受精卵)凍結、未受精卵子凍結、卵巣組織凍結を検討・実施しています。
治療に急を要することが多いため、相談は院内院外を問わず、随時受け付けています。

主な対象疾患と受診いただく外来

生殖医療

月経不順や挙児希望から高度生殖医療まで、妊孕環境の維持改善を重視して診療します。
子宮内膜症や子宮筋腫の手術は同じ術式でも妊孕環境への配慮によりその後の妊孕性は大きく変わります。女性では腹腔鏡・子宮鏡などの内視鏡手術、男性ではMESA、TESEなどの高度な生殖手術を行います。
反復流産などの不育症例には専門的な検査・治療を行います。
  • 一般不妊治療(タイミング指導、人工受精)
  • 高度生殖医療(体外受精、顕微授精、胚移植)
  • 生殖手術(妊孕性改善手術)
  • 不育症
  • 男性不妊症(精子減少症、精子無力症、精索静脈瘤、無精子症)

性機能障害

生殖機能温存

精子凍結、胚凍結、未受精卵子凍結、卵巣組織凍結

性別違和

年齢問わず、性別に違和感のある方の相談を行っています。必要に応じて専門医への橋渡しをいたします。
また、他院で性同一性障害と診断された方のホルモン療法を行います。性別適合手術を希望される方は、他施設にご紹介いたします。思春期男子が悩みがちな性器の問題などの思春期相談も行っています。

必要書類ダウンロード

委任状のダウンロード
卵巣・卵子・胚・精子の凍結保存の延長や廃棄の手続きにおいて患者さん本人の来院が困難である場合、こちらの委任状に患者さん本人が記入したものを持参してください。

Webマガジン・関連動画

医師紹介/実績紹介

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