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リウマチセンター


発症前の生活をすべて取り戻してもらうために、チームでサポートします


センター長:大村 晋一郎

近年、関節リウマチ診療は生物学的製剤をはじめとした治療薬の進歩から、“発症前の生活をすべて取り戻す”といった極めて高い治療目標が達成可能になりました。その一方で薬物治療が進歩した中でも外科的手術を必要とする患者さんも多く、さらにはリハビリや看護ケアを含めたトータルケアも重要です。
それらを実現するために、膠原病リウマチ内科・整形外科を中心として、関節リウマチの合併症や薬剤の副作用を熟知したリウマチ専門の薬剤師、看護師、理学・作業療法士から構成される「リウマチセンター」を開設しました。
当センターは、チームで個々のリウマチ患者さんへの診療を行うことで、さまざまな状況に迅速・適切に対応できることを目的とします。

特色ある診療

治療戦略

  1. できる限り早期に診断し、十分な治療を開始する
  2. 疾患活動性、関節破壊の進行の程度のみではなく、個々の状態(年齢、臓器障害、合併症の有無等)を考慮し、患者それぞれに合った治療を選択する
  3. 積極的な治療を行い、炎症を十分にコントロールする
  4. 肺病変などの合併する臓器病変の管理を行う
  5. 薬物療法のみではなく、リハビリテーション、その他適切な時期に手術療法も行う
  6. 寛解達成後にできるだけ薬剤減量や中止を行う(生物学的製剤やJAK阻害薬を含む)

上記すべてに対応するために、多職種が多面的に関わり、解決していくことを目標としています。

教育入院

関節リウマチの活動性の評価、内臓臓器病変の評価、病気の理解を深めるといった仕組みのひとつとして、リウマチ教育入院を実施しています。
入院当日 2日目 3日目 4日目 退院
午前 採血採尿
レントゲン
骨密度検査
肺機能検査
看護師講義
腹部超音波検査
栄養講義
胃カメラ まとめ講義
退院
午後 医師講義
リハビリ評価
リハビリ講義 関節エコー
薬剤師講義
社会福祉講義

早期関節炎外来

発症早期に十分な治療を行えるよう早期関節炎外来では、一人でも多くのリウマチ患者さんが寛解を達成できるよう、診療します。

早期関節炎外来はこちら

主な対象疾患

関節リウマチなどの全身性リウマチ疾患

主な検査

現在の活動性評価に積極的に関節超音波検査を行っています。

Webマガジン・関連動画

Webマガジン「白いまど」 2020年11月号「リウマチなんて怖くない」

医師紹介/実績紹介

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