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リハビリテーション科 VR医療機器を使ったリハビリテーション、開始


2023年9月19日
ゲーム感覚で楽しみながらリハビリテーション!

2023年7月、VRリハビリテーション用医療機器「mediVRカグラ®」を導入しました。
「mediVRカグラ®」とは、仮想現実(VR:バーチャル・リアリティ)を利用した新しいタイプのリハビリテーション機器で、医療機器メーカー「mediVR」の医師が大阪大学との産学連携で開発したものです。脳の記憶の書き換えをゲームにしか見えない形で行えるようにした医療機器になります。
当院では、脳卒中や頭部外傷で入院された患者さんや、パーキンソン症状を呈する神経変性疾患や神経筋疾患の入院患者さんを中心に施行していく予定です。

mediVRカグラ®でのリハビリテーション

患者さんは、ヘッドマウントディスプレイを頭に装着し、両手にコントローラーを保持した状態で、ターゲットに向けたリーチ動作を繰り返し行います。スタッフは患者さんの様子や動作を見ながら負荷量の調整を行います。
コントローラーとターゲットを合わせる点推定を通して、脳に身体動作のイメージを明確に生成させ、視覚・聴覚・触覚の多信号フィードバックにより、ゲームのように楽しくリハビリテーションを行いながら脳の学習を促します。
主には、運動失調や歩行障害、上肢機能障害、認知・高次脳機能障害等に対しアプローチします。

主な特徴

・ゲーム感覚で楽しみながら訓練ができる
・座位で実施するため転倒リスクが低い
・対象となる疾患や症状の幅が広いため、多様な患者さんへの応用が期待できる

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