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栄養サポートチーム(NST)


NSTとは?

栄養サポートチーム(Nutrition Support Team)
栄養障害の状態にある患者や栄養障害を生じるリスクの高い患者に対し、患者の生活の質の向上、原疾患の治癒促進及び感染症等の合併症予防等を目的として、医師、看護師、薬剤師、および管理栄養士などからなる栄養管理に係る専門知識を有した多職種からなるチーム医療です。(日本栄養治療学会より引用)

入院早期から栄養アセスメントにより栄養状態を把握して、低栄養など栄養管理が必要な方に適切な栄養投与法(経口・経腸・静脈栄養)を検討し、栄養補給を行い栄養状態の改善をすることを目的としています。

栄養不足状態で困ること
  1. 手術、熱傷、外傷、褥瘡(じょくそう)等創傷の治癒の遅れと悪化
  2. 手術後の合併症の増加
  3. 免疫力の低下を引き起こすことによるMRSAなどの感染症の増加と悪化
  4. 次第に筋肉量が減少することによる日常生活動作及び生活の質の低下
結果、入院期間の長期化と死亡率の増加につながります。

入院中に低栄養状態でNSTによる栄養介入が必要と判断した方
※血清アルブミン値 3.5g/dl以下(BMI 19.8以下、体重減少率 2%/W)

聖隷浜松病院NSTの体制

NST専門療法士認定資格者(2026年4月現在)

看護師 5名
管理栄養士 11名
薬剤師 3名
歯科医師 1名
臨床検査技師 2名

栄養管理の流れ

各職種の役割

職種 役割
医師 栄養状態と栄養補給法に関する最終的な決定
リハビリ科医師 嚥下状態の評価
歯科医師 口腔領域の問題点の抽出
看護師 静脈・経腸栄養カテーテルの管理
栄養療法の効果判定と合併症の確認
患者家族とチームの接点としてのケア
患者の栄養に関する要望確認や、栄養経路に関する意思決定支援
管理栄養士 栄養アセスメント、栄養療法の適応決定
経腸栄養剤の選定、栄養指導
栄養補助食品の検討
薬剤師 栄養輸液の管理保管
投与する栄養輸液メニューの提案
服薬指導
臨床検査技師 生化学検査データの情報管理データに伴うアドバイス

活動内容

NST全体カンファレンス

担当病棟から1症例を挙げて全体で検討します。
症例の主治医をはじめ担当スタッフが参加し、各職種の立場からコメントをします。

NST養成セミナー

目 的 NST活動を円滑に運営するために「栄養についての基礎知識」を理解し、必要な手技・手法を習得する初歩教育プログラムの実施
日 時 年1回程度
対象者 NSTメンバー、NSTと栄養に関心のある職員、希望する他施設スタッフ、大学院生など
※セミナー受講者には、受講修了書を交付
内 容 講義(NSTスタッフ、外部講師)実習(身体計測、栄養評価)寸劇・症例検討によるNSTカンファレンス体験

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