呼吸サポートチーム(RST)
RSTとは?
RST(respiratry support team:呼吸ケアサポートチーム)は、一般的に「呼吸ケアチーム」と呼ばれます。主に人工呼吸器を装着した患者さんを対象に、医師、看護師、臨床工学技士や理学療法士などの多職種が集まって活動するチームです。当院RSTは2009年度より院内呼吸療法の質と安全性向上を目的に活動しています。
メンバー構成
(2017年7月現在)
医師 | 4名 | 呼吸器内科医師、歯科医師、救命救急医師2名 |
---|---|---|
看護師 | 4名 | 救急看護認定看護師、集中ケア認定看護師、感染管理認定看護師、慢性呼吸器疾患看護認定看護師 |
理学療法士 | 2名 | 呼吸リハビリ5年以上経験者 |
臨床工学技士 | 3名 | 3学会合同呼吸療法認定士3名、呼吸療法認定臨床工学技士1名 |
RST多職種ミーティング
主な活動内容
定期ラウンド(毎週水曜日)
実際に患者ベットサイドにRSTメンバーが訪問し、呼吸療法の実情把握。人工呼吸器管理に対する治療・ケアの支援や呼吸機能回復に向けての支援・安全対策の支援を行なっています。
呼吸療法のコンサルテーション
呼吸療法に関するマニュアル・手技の策定を通して標準化推進
院内呼吸療法学習会開催
毎月1回院内で学習会を開催しています。
学術活動
- 2015年度西部RST交流会にて演題発表 「当院の挿管人工呼吸器患者におけるウィーニングについて」
- 2016年度西部RST交流会にて演題発表 「人工呼吸器装着患者の早期離床に対するRSTの介入と今後の課題」
- 2017年度呼吸療法医学会にて演題発表 「当院における早期抜管にむけた取り組みと今後の課題について」
- 2017年度西部RST交流会にて演題発表